3校合同の練習はとても充実したもので、僕たちはとても勉強になりました。
特に僕は大阪の高校の先生に目をかけてもらえて『こいつはまだまだ伸び代がある』と評価を頂き、午後からは響と僕の2人がペアになって呼び出され、つきっきりで指導して貰いました。
1日目の終わりでは大阪の高校の3年生達との練習試合がありましたが、全員が綺麗に料理されてしまいました。
しかし、全く手が出ないわけではなく、団体戦メンバーは何とかポイントを取ることも出来ました。
各校に分かれてミーティングをした後、ホテルに戻りました。
顧問から『この2日間はチームの事は部長に任せて、自分の成長のことだけ考えればよい』とお墨付きを頂きました。
しかし、ホテルに帰って以後、2年生同士での確執が顕著になりました。
食事の前後でも勝手に2人で行動するため、部長が堪らず呼び出して指導をしていました。
しかし2人はどこ吹く風でさっさと2人で風呂を終わらせて部屋に篭ってしまいました。
僕は食後に隼達1年生を引き連れて大浴場に行きました。
そこには響達も来ていたので、身体を洗った後に合流しました。
他愛のない話の中で…実は昨晩の風呂の際に威圧されて怖かったことなどを話しました。
他には実は今日まで、響は皆と一緒に風呂に入った事がない様で、裸の親睦を高めるのは初めてだとのこと。
すると響は隼と共に湯船から立ち上がり…
響「アソコが小さいのがコンプレックスだったけど、隼から堂々とする漢らしさを学んだんだ」
と言いながら股間を見せた。
すると『僕も小さいですよ、各校の猛者が湯船から立ち上がり、4人が1列に肩を並べて整列するとチ●チ●を左右に振って笑わせてくれた。
響「でもな、神様は不公平なんだよ。」
と、僕の腕を掴むと引っ張り上げられ立たされた。
僕の股間に注目が集まり、皆笑いながら「デカい、えげつない…」などのちゃちゃを入れ始めた。
勃たせたらどんなデカさか…みたいな男子高校生特有の悪ノリで、両校から『勃たせろ』とか『扱け』と浴びせられたが笑いながら丁重に断った。
誰かから「童貞か?もう経験済みじゃないんか?」
と聞かれたので「え?そうだよ。」と答えると一気に場が静かになった。