少し離れて浮上した隼にごめんと謝る響。
顔を真っ赤にしながらも恥ずかしさと怒りの狭間にいるみたいだ。
翔「ごめん隼、でも響くんがガチガチだったから、ついノリでやるかなと思って…ごめん。」
響「俺も、ごめん。」
隼「響さんは…もう良いです。でも翔さんは許しませんからね。」
翔「ごめんってば。でもさっきまで俺の勉強邪魔してたし、おあいこって事で、許して?」
隼「わからないところを聞いてただけなんですけど…。」
「ごめん」「ダメです」のやり取りを何度か繰り返していると…
響「俺にもこんな先輩や後輩がいたら良かったな。」
隼「チ●チ●触り合う先輩後輩なんていらんでしょ。」
響「いやそうじゃなくて、自分を曝け出し合える仲ってのに憧れるって意味だよ。」
隼「そう言われると、僕らは昔からの仲なんで『特別』なんですよ。」
響「いやいや、俺も昔から道場通っているけど、こんな仲になれる人はいなかったな。いや、自分が殻に篭っていたのかもしれない。翔くん、隼くん、なんか勉強になったよ。ありがとう。」
そう言われると悪い気のしない隼は「いいですよ。」と言いながら身体を洗って出て行った。
響と2人になり、湯船に2人で座り少し話をした。
響はタオルで股間を隠していたが、話の途中からタオルを取って股間を露わにした。
落ち着きを取り戻したチ●コは完全な皮被りに戻っていた。
響「実は僕も次期部長を打診されてて…翔がやるなら俺もやろうかなって気持ちになった。いや違うな、僕は部長やるから翔もしようよ。」
翔「僕は何もしなくてもやらされそうな雰囲気ではあるんだけど…」
響「これはきっかけの出会いだったんだよ。」
翔「わかった。僕も顧問に部長するって宣言するよ。」
響「お互い頑張ろう」
硬い握手をした後、2人で風呂を上がった。