これはAに試そうと思って買ったものだが、さっきの首絞めの仕返しをしなくては気が済まない。SM用の高温蝋燭だ。レビューを見る限り熱くて痛く上級者向けとの事。Bの手足を再度結束バンドで固定して地面に転がした。
蝋燭に火を点けると辺りがほんのり照らされる。本来は気持ちの落ち着く明かりだろうが、Bには地獄の明かりに見えた事だろう。「さっきのお返しをたっぷりしてやるよ」と僕が言うとBは僕を睨んだ。まだ反抗的な精神があったなんて。どこまで耐えられるか…僕はBに蝋を少し垂らした。
ポタポタっとBの背中から脇腹に蝋が落ちる。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
あたりにBの大絶叫が響いた。今まで聞いた事がないくらいの大絶叫で僕も少し心配になり、思わず周りを見渡してしまった。Bは地面にこすりつけて蝋を冷まそう藻掻く。いい気味だ。
ポタポタ。「がぁぁぁぁ!」ポタポタポタ…「かぁぁぁぁ!あああぁぁぁぁぁぁぁ!」Bが地面を転がる。ただ逃げても遅い。僕は容赦なくBのいろんなとこに蝋を落としていく。その度にBの大絶叫が響き渡る。楽しくて仕方なくて15分程続けてしまった。
そして、ポタっと蝋を落とす。「あっ…」と声をあげてBは失神したみたいだった。動かなくなってしまった。このショータイムを間近で見ていたAを振り返る。足を固定されてケツ丸出しでこっちを見ている。僕が見ている事が分かるとAが「許して!なんでもします!許してください!」と何も言ってないのに懇願してきた。