「まずはお尻を洗いましょう。」と、翔は湯船から出た。
「え?もう洗ったよ?」と言うと
「いやいや、もちろん中を洗うんですよ。」
シャワーを温水にしながら呆れ顔で僕の方を見た。
「あぁ、そうか…」少し腑抜けた返事をしてしまった。
「まず僕がしますね。正直汚いですし、恥ずかしいけど、この後隼くんがするんでしっかり見ていて下さい。」
排水溝を開けて準備をしながら翔が言った。
「わかった」と言うと、湯船の淵に寄りかかり真剣に翔を見つめた。
「そんなに見つめられると、照れるんですけどね…」
と言いながら、排水溝の上でM字開脚で座ると肛門にシャワーを当てた。
「こうやって…シャワーを…お尻に当てて…水を…お尻から奥に…入れるんです。」
少し苦しそうに喋る。
シャワーを離すと数秒後に「んんっ」と力んでお尻から薄茶色の水を排水溝目掛けて発射した。
「ふぅぅぅー」と深いため息をすると再び同じ事を繰り返し行った。
翔の翔の噴射する水が透明になってきた。
「シャワー浣腸って奴です。次は隼くんがやってみますか?」
そう言うと僕と入れ替わりに翔が湯船に浸かって淵に寄り掛かった。
シャワーを手にM字開脚をして、見よう見まねでお尻にシャワーを掛ける。
しかしいくら近づけても中には入って来ない。
無言でずっとシャワーを当てている俺を見兼ねて、「シャワーを強く押し当ててみて」とアドバイスをくれた。
肛門にピッタリと当てるとじんわりとシャワーの湯が体の中に入ってきているのがわかった。
「おー、おっおっおっ、入ってくる、入ってくる。ヤバいヤバい」
シャワーをお尻から離すと無意識に立ち上がっていた。軽い便意に似た感覚がある。
「もう一度足を開いて座って、お腹に力を入れて出してみて下さい。」
排水溝の上を陣取り座ると、お腹に力を入れてウンチをする様に力を入れた。
2秒程度、凄い勢いで茶色い水が出た。
少しスッキリした様な気持ちでため息を着いた直後に翔と目が合い背徳感が襲ってきた。
「恥ずかしいね。これでいいの?」と恥じらいを消す様に笑いながら尋ねると
「まだまだです。それを何度も何度もして下さい。お湯ももっと沢山入れて、少し我慢するくらいです。」と僕に促してきた。
言われるがままにするがなかなか慣れずにうまくいかない。
「翔、どうやるの?」と聞くと
「もう、知りませんよ?」と言いながら湯船から手招きされた。
翔に促されるままに座ると、翔は湯船の中から左手で僕の腰を固定すると右手のシャワーをお尻に当てがった。
「お尻の力を抜いてみて下さい。」と促され、力を抜いた瞬間、お尻の中にある蓋が抜けた様にたくさんのお湯が体の中に逆流を始めた。
「うおぅ、うぅぅ、あぁぁぁぁ、きっつい…ヤバイヤバイヤバイ…」
お尻ではなく下腹に圧迫感を覚え、そのまま前のめりに手をついた。
翔は遠慮なく更にお尻にシャワーを当てる。
下から突き上げられる感覚に重さを覚えた頃に翔はシャワーを外した。
出そうとすると翔は肛門を押さえながら「お尻を締めて。少し我慢して下さい。」と言われたので素直に従った。
下腹の違和感と肛門から溢れ出そうな感覚を必死で耐えていたが、翔が手を離した瞬間、「あーーーーーー」と叫びながらホースから出る様に茶色の水を噴射してしまった。
水が殆ど出た安堵感と共に、今度は別の感覚が襲ってきた。
口が半開きとなって「あ、あ、あっ…」と声が漏れると共にお尻から小さな固形物が『ぼとっ、ぼとっ、ぼとぼとぼと…』と出てきた。
翔は慣れた手つきでシャワーで辺り一面に広がった茶色の液体と固形物の塊を排水溝に流すと湯船の水を少し抜いた。
あたりに立ち込めていた独特の異臭が嘘の様に消えていった。
「ごめんね?」と言うと
「いえいえ、それにまだですよ?」と半笑いで言うと、僕の肛門に再度シャワーを当ててきた。