「あれ、ペンションの時の方ですよね?」
あ、見覚えのある顔
俺「あ、コーチさんじゃないですか?」
コーチ「偶然ですね、〇〇県に用事ですか?」
俺「はい、通りかかったらたまたま目に入って」
コーチ「観戦ならあっちで応援してやってくださいよ」
俺「では、少しだけ」
コーチは俺を観戦席に案内してベンチに行った。
練習試合と言っても白熱した試合で彼の活躍、このサッカー部の活躍を素直に応援していた。
後半に入り、選手と選手が激しくぶつかってしまった。
17番の彼はグランドに倒れた。
試合はストップしてタンカーでベンチへ。
頭を強打したのか?
暫くして彼は立ち上がったがコーチと駐車場近くへゆっくりと歩き始める。
俺は何故か後を追った。
そして、「大丈夫ですか?」と声をかけた。
コーチ「頭打ったみたいで近くの病院に連れて行くんですよ」と話すと同時に彼は倒れこんだ。
コーチ「直哉、大丈夫か、やっぱり救急車呼ぶ?」
直哉「いや、救急車車はやめて下さい」
俺は、「僕も心配なので」と彼の腕を肩に回してコーチと二人で彼を車まで何とか歩かせた。
コーチ「あれ、車の鍵が…」
彼を地面に座らせて鍵を探すコーチ。
でもなかなか見当たらない。
俺「良かったら俺の車で病院行きましょう」
コーチ「でもそれは…さすがに」
結局3人で俺の車で近くの救急病院へ。
CTなど検査をしているのでコーチと待合室で待っていたがコーチに電話が。
そして俺に「今日は〇〇県に帰られる予定ですか?もしそうなら直哉と僕を〇〇高校まで送って貰えないですかね。図々しいですが他の選手もバスで帰したいので」
俺「大丈夫ですよ」
コーチ「ありがとうございます」
暫くして医師からの説明。
医師「頭を打って脳震盪を起こしたようですが検査の結果からは大丈夫と思われますので帰宅されて結構です。
ただし、頭を打っているので今晩は特に注意して下さい」
コーチが支払いの手続きに行っている間、彼と俺が待合室に。
直哉「ちょっとトイレ行ってきますね」と立ち上がり歩き始めるがよろけた。
俺はすぐに彼に近寄って肩をかして一緒にトイレへ。
小便器の前へ。
彼「もう大丈夫です」と肩をかすのをやめて離れて欲しい感じだったが
俺「駄目だよ、倒れたらどうするの」と肩を貸したまま小便をするように促す。
直哉「すいません」とユニホームのパンツを下げてペニスを便器に向かい出す。
丸見えだった。
仮性包茎ではあるがだらんと伸びたペニスから勢いよく尿が飛び出た。
ペニスの根本には可愛い顔とは不釣り合いに毛が生えていた。
3人で〇〇高校まで帰った。
夜の8時を回っていた。
コーチ「今日はありがとうございました。本当に助かりました」
直哉「ありがとうございました」
俺「いや、お役に立てて良かったです。サッカー応援してます」
コーチ「直哉、親御さんと連絡ついた?」
直哉「いや、仕事中だから出ないです。コーチ家まで送ってもらったら大丈夫なんで。すいませんが家まで送って下さい。」
コーチ「親御さん、何時に仕事終わるの?」
直哉「たぶん工場の夜勤だから朝かな」
コーチ「母親は?」
直哉「県外の姉貴の所に行ってる」
コーチ「医師から今晩は何かあったらすぐに病院にいくように言われてるから一人にはして置けないよ。直哉、今日は俺の家来いよ」
直哉「コーチ、それは悪いし大丈夫ですから」
コーチ「駄目だよ、今日は家に泊まれ」
直哉「じゃ、お願いします」
コーチ「俺一人暮らしのアパートだから何もないから
何か飯食って帰るか」
直哉「はい」
コーチ「そちらも一緒に御飯どうですか?今日のお礼にご馳走しますよ」
俺「別にそんな御飯までご馳走してもらう程のことは」
コーチの猛烈アピールに一緒に御飯に行くことに。
そしてこれが想像もしない展開になるとは…。
直哉「