朝日が差し込み始める前に目が覚めた。
昨日疲れ果てたはずの下半身はいつもに増していきり立っている。
窓ガラスは内側に煙掛かっており、中からも外からも見えなくなっている。
隣にはジャージの上から朝立ちが容易にわかる隼が深い眠りについている。
ジャージを大腿まで下ろすと皮が中途半端に被ったチ●コが現れた。
左手に唾を出すと優しくあまり強く刺激をしない様にしながら皮を剥いて亀頭を中心にゆっくりと扱きつつ、右手で自分のチ●コを扱いた。
昨夜のことを思い出しながら興奮して来ると徐々に気持ち良くなり始めた。
ビクンと腹筋が波打つと「んっんー」という声と共に隼が射精した。
座席にこぼれない様に掬うと少し乾き始めた自分のチ●コに付けて更に激しく扱いた。
上着を胸まではぐりそのまま腹に射精しようとしたのだが、勢いが強く顔と上着に白濁した精子が飛んだ。急いで服に付いた精子を拭き取っていると。髪に付いた1発目の精子がダラーンと垂れてきて焦った。
身なりを整えて左を見ると熱り立つ下半身を曝け出している隼が大きく口を開けて涎を垂らしながらまだ寝ている。
また寝ている間に逝かされたことに気が付かなかったんだなぁ…と思うと笑えてきた。
その笑い声で隼が目を覚ます。
下半身を見て確認した上で私を見つめてきた。
「また夢精したのか?」と笑いながら聞くと
「また勇人さんでしょう?昨日2発も出したのに夢精はしないと思いますよ?」
そう言いながら服を着ようとしたがボクサー内がカピカピで居心地が悪い様で履き替えた。
「今日は島根の山にある社を2ヶ所回るよ。社や鳥居の修理も頼まれているから荷物が多くなるから頑張ろうね。」
木材や工具などを背負っての登山は少しキツいものになったが2人で登るため2往復する必要はなく、途中までは舗装されていた為、社屋の修理に時間をかけることができた。
「勇人さん、何でも出来るんですね。」
「中学の技術家庭科の授業の時に習っただけだよ?隼も授業で習っただろ?」
「椅子とか箱とかネジを作ったことはあるけど、こんな複雑なことは習ってないですよ?」
「そんなことはないよ、それを応用しただけの独学だからね。」
そんなことを話しながら腐った柱の部分を補強したり屋根の張り替えを行なった。
隼は社の周囲の掃除とお昼ご飯の準備をしてくれた。
全ての作業をした後、2人で禊を行い着替えて神事を行った。隼も隣で私の真似事をしている。
普段着に着替えた後、山肌に座り昼ご飯を食べた。
湯を沸かしてお茶もあり、食後にはコーヒーまで作ってくれる。
隼と出会うまでの仕事との質の違いを感じて感謝の念が生まれた。
コーヒーブレイクの合間に隼に親戚の家のことを聞いた。
「この辺なんじゃないか?」と聞くと、実はこの山に来る途中に出身中学の横を通った事を教えてくれた。
私は育ての親に近況の報告と元気でいることを報告しに行くことを勧めてみた。
少し考えたみたいだが、義理を果たそうと決心した様だ。
2人で山を降りると小さな銭湯に入り身体を綺麗にし服を着替えて準備をした。