マッサージ器のスイッチを切って後部座席に置くと「大丈夫か?」と声を掛けた。
「何かヤバいです。震えが止まらない…寒いです。」と、身体を震わせながら呟いた。
「1時間の間に3回も射精して、潮も吹いたらそうなるかもね。」と笑いながら答えた。
「こんなの…初めてです。」と震えながら答える。
「16歳だろ?そもそもオナニーしかしたことないんだろ?人に触られたり、おもちゃを使ったり、ましてや潮を吹いたり連続で逝かされたりしたことなんて、そりゃないだろ。」と言うと「はい。」と頷いた。
「そろそろ着くよ。ズボン履いてね?」と言うと素早くズボンを履いた。
「バレてませんかね?」と聞くので、もしも中を覗こうとする奇怪な人がいたならバレてるだろうね。と運転に集中しながら話すと「マジかー」と言っていた。
ポーカーフェイスにするんじゃなかったのかと尋ねると周囲を気にしていられなかっとのこと。
「つまりどういう事?」とやや強めに聞くと、「最高に気持ちよかったです。ってなに言わせてるんですかー。」と恥ずかしがりながら答えた。
「昨日の夜も一回激しく逝ったあと、刺激で何度も軽逝きを繰り返していたからね。あ、これは内緒の事だった」と笑いながら教えてあげると「え?夢精したんじゃなくて勇人さんに逝かされてたってことですか?」と驚きながら聞いて来るため、吹き出して笑いながら頷くと俺の左肩を軽く叩きながら少し拗ねていた。
しまむらに到着。
車から降りると左手を腰に当て、ズボンの端を押しつけながらズレない様にして歩く隼。
この下はスッポンポンなんだよなーと思うとズラしたくなる俺だが、そこは隼の為にも自分の為にも自制した。
店内でボクサーパンツ、靴下を3着、Tシャツ、ジャージを2着ずつ購入すると、昨日の日当が消えた。
車の中で着替えを済ませると「ありがとうございました」とシャツとズボンを返してくれた。
「今度からは汚さない様にね。」と言うと「そもそも勇人さんがしたんでしょ」と言うので「え?何で俺がしたってバレてるの?」と、おどけて見せると「もー」と言いながら笑っていた。