全身筋肉痛で使い物にならない隼は放っておき、荷物を車に積むと、日が暮れて真っ暗になった山道を松山市内に向けて走らせた。
隼はシートベルトに頭をもたげたまま、5分後には大鼾声を奏でていた。
多少の揺れでは起きない隼を見て、またもや悪戯心が芽生えた俺は、トランクからマッサージ器を持ち出すとぶかぶかな俺のパンツの中に入れスイッチを入れると、運転を再開した。
初めての山道の山登りを終えたばかりの隼はかなり深い眠りについている。私も細くくねった山道を安全に下るには集中力がいるため、暫くは運転に集中していた。
死んだ様に全く動かない隼に少し心配になり、マッサージ器を隼のチ○コに少し押し当てた。ブーンと言う小刻みな揺れが私の手にも伝わってくる。
マッサージ器越しにカチカチなソーセージの感覚が分かった。裏筋に当たる様に動かすと『うーん、あぁ…』と声にならない声を発した。
私は安心して車を走らせた。
川端の少し開けた道まで戻って来た頃、爆睡中の隼が突然ビクッ、ビクビクッと痙攣した。
私はもしかして…と思い、路肩に車を停めるとマッサージ器を取り出した。
ブカブカなボクサーパンツの中は白と透明の液体でビチャビチャになっている。チ○コも腫れあがる様に真っ赤になっていた。
まだ起きる気配のない隼の為に、マッサージ器のスイッチを入れて再度パンツの中に差し込んだ。
海岸沿いの目的地まで向かう間、時々ピクッピクッと動くたびに期待したが、それ以降隼はイッた様子はなかった。