初めて電車で居合わせたとき、お兄さんはドア横の柵にもたれて文庫本を読んでいて、ふと前に立った僕はお兄さんの股間に目が釘付けになった。その日は濃いグレーの穿き込まれてクタったスキニーで、ピチピチ過ぎないからこそ股間の中身が完全に左に寄っているのが丸分かりだった。
ちんぽの膨らみに合わせてスキニーが伸びてしまっているのだろう。左の股下に全部片寄った玉のプリッとした膨らみの上に、10センチくらいの棒状の膨らみが斜め下に向かって横たわっているのがくっきり浮き出ていた。濃いグレーのスキニーはやや色落ちしていて、お兄さんがいつもそこにちんぽを収めているのを教えていた。
舐めるようにちんぽを見つめていた目を上げると、その持ち主はサラサラの黒髪をワックスで軽く整え、涼やかだが挑むような奥二重の目元は知性を感じ、窓からの朝日がシュッとした鼻筋から顎までの綺麗なラインを照らしていた。細身だが肩幅が広く、白い短めのTシャツの裾と股上の浅いスキニーの隙間からは、無駄な肉のない腰骨と黒地にスカイブルーの模様がプリントされたトランクスがちらっと見えた。
エロいこととは無縁そうなこんな知的で爽やかなイケメンなのに、トランクスを穿いているせいで中身が全部左に片寄って、ちんぽの形が完全にバレバレになっていた。