あの日以来、部活が休みのたびに浩二から、
またやってよと恥ずかしそうに言われてたけど、
僕も恥ずかしいし、どうしていいか正直知識がなくて分からなかったからから断ってきたのに、
部活で怪我して早退した俺の忘れ物を、
家に持ってきてくれた日にそれは起きた。
「荷物ありがとう、なぁ浩二寄ってけよ」
「え、いいの?」
「3時間後に先生来るからそれまでな」
「わかった、お邪魔します!」
浩二は俺の怪我した太ももを、
短パンをめくり上げて気にしてくれて、
触ってみてくれた。
「大丈夫か?」
「おう、悪いな練習付き合えんくて」
「ひろきの太ももってけっこう太いんだな、
こんな筋肉質だっけ?あんま見たことなかったわ」
「どこ触ってるん!?」
浩二が玉のきわどいとこまで指を伸ばしてきた。
「ひろきはさ、家庭教師の先生には何でもさせて、俺とは何もしてくれんのか?あの日が最初で最後だったんか?」
「何したいん?」
「お前がしたいことしてくれよ!」
「じゃあ脱げって服…ぜ…全部」
「いいよ、ひろきもだぞ!」
僕達は、ベッドの上で全裸になったけど恥ずかしくてタオルケットを一緒に掛けあった。
そしてチンコを擦りあいながらソフトなキスをして、目をつぶって感じてる浩二の顔を見ていた。
小さい声で「お前もういく?俺もうだめだ…いきそうで…」と浩二が言ったので、僕の上にまたがらせて一気にしごいた。
下から見上げる浩二は、こんなにも腹筋あったっけと思うほど力が入っていた。
「だめや…お前まだけ?俺行くぞ…ンァ!」
僕の胸から顔までビシャッと精子のしぶきが飛んだ。
「お前さー飛ばしすぎ!」
「悪い、ひろきも行く?」
「うんいかせてよ!」
「俺どうしたらいい!?」
「手でやってよ」
「お前デカいな。こんな感じか?
気持ちい?」
「う…うん…キスしよう。」
「チュ、チュッ 行っていい?行くっ」
浩二の手の中で果てた。
その後…
よりにもよって、授業の時間になるまで浩二と2人で裸のままベッドで寝てしまった。
案の定、部屋に入ってきた大輔さんに叩き起こされた。
「何してんだお前ら?」と怒られた。
浩二は、じゃ俺帰るわ。と逃げるように帰った。
先生「おいひろき、何してた?」
僕「ただ一緒に寝てただけじゃん。」
先生「じゃあ、何で抱き合って寝てたんだ?それからこれは?」とベッドの脇に落ちてるティッシュをかいで言った。
僕「ただの…」
先生「ただのじゃなくて、精子拭いてるよな?どっちのだ?それとも2人分か?」
僕「大輔さんごめん、2人でやってたんだ。」
先生「ひろき、相手いないって言ってたよな。」
僕「いないって、さっきのあいつはただの親友だって」
先生「お前は親友とそういう事するんだな。
俺はお前の事、好きで大好きだっていつも言ってるよな。お前も俺の事同じ気持ちだとばかり思ってた。だからセックスしてくれてたんじゃないのか?」
確かに初めての時から、毎回終わる度に「ひろきはいい奴だな。俺は好きだぞ、大好きだ」って言ってたけど、冗談ていうか、社交辞令って言うかこんな高1のガキなんかを相手にしてくれるなんて思ってなかった。
大輔さんが僕のことをそんなに思ってくれてたことをこの時初めて知った。