感じたことがない快感。俺のものが、ユウゴの温かい口の中で何度も波打って震え、出し切ったとき、フェラされるってこんな気持ちいいものなのか・・と俺は茫然としてしまいました。
俺のちんこが落ち着くのを待って、そっとユウゴは口を話すと、ティッシュに口に溜まった俺の精子を静かに出して、台所で口をうがいしていました。俺は恥ずかしくてまともにユウゴの顔も見れず、急いでパンツを上げると、また顔を隠しました。
やがて口をゆすいだユウゴがマットレスに帰ってきました。
「・・・しょうま」
俺は何も言えませんでした。
「しょうま、ごめんね。いきなりで。」ユウゴは、静かな声でつぶやく様に謝ってきました。
「俺、がまんできんかった。しょうまの裸みたら、気持ち抑えきれなくなった。いきなり触ったり、舐めたり・・・ごめん。驚いたよね。」
俺は、突っ伏したまま、小さくこくっとうなづきました。
「・・・いやな気分にさせた・・?」
俺は、小さく、首を横に振りました。だって気持ちよかったから。
「しょうま・・」
ユウゴが近づく気配を感じて、ユウゴの熱い体が俺に触れました。
「しょうま・・俺、しょうまのこと、好き」
ユウゴは、俺の耳元でつぶやくと、俺の首筋にキスをしてきました。優しく、触れるようなキスで、やがて首、頬、と順にキスをされるたびに、甘い電流が流れるみたいでした。
そしてユウゴは、俺の耳たぶを甘く咬むと、舌で耳に吸い付きました。
「あああ、んんんっ、ふっ、ああん」
思わずすごい快感が体を突き抜けて、女みたいな声を出してしまった自分に自分で驚きました。あまりの快感に我慢できず、俺はうつ伏せの顔を思わず上げ、ユウゴを見てしまいました。
まるでそのときを待っていたかのように、ユウゴは俺を抱きしめると、俺の唇にユウゴの唇が吸い付いてきました。
それはさっきまでの優しく首にキスしていたユウゴとは別人みたいに荒々しくて、強引で、俺の口をユウゴの舌は強引にこじあけ、ぐちょぐちょの舌が俺の舌にからみついてきました。
「んぐっ、んん、あああ、うん」
すぐ目の前でユウゴの荒い鼻息がふーっ、ふーっとかかり、ユウゴの男臭いにおいと、甘い香りがいっぱいします。ぐちょぐちょといやらしい音でお互いの舌がからみあって、俺は全身の力が抜けた様にぐったりと、ユウゴの腕の中で落ちていました。