僕
「そろそろ限界が近いよ、ごめん」
伸太郎
「もう15分経ちますね、逆によくここまで耐えて貰えました。」
翼
「兄ちゃんあと、2セット残ってるけど、
ラストセットに入っていいの?」
伸太郎
「そうだね。颯斗さん、ここからはいつでも射精して大丈夫なので気持ちよく行って下さい。」
翼
「ぶっ放して下さい」
伸太郎
「おい、下品だぞ」
僕
「笑っちゃうからやめてー」と言いながら僕は上体を起こした。タオルも外れた。
全裸になって、イケメンに囲まれて身体がテカテカになっているこの状況にも、すごく興奮した。
自分の身体なのに、ちんこも大きく見えたし足先までカッコよく見えた笑
伸太郎は左横にいて顔を見上げたら目が合ってニコッとしてくれた。作務衣が!作務衣がもっこりしている。
翼のは角度的に見えない。それよりも、伸太郎に僕が翼の下半身に視線を送っていることに気づかれるのが嫌だった。
翼
「颯斗さんだからつい笑」
「失礼しましたー、真剣にやりまーす」
そこから1分くらいやってもらったけど、
行かなくなっちゃった…
なんか手つきが物足りなくて…
こういう時、やっぱり伸太郎が動いてくれた。
伸太郎
「翼、こっち側に立ってやってみて」
と言うと、僕の右脇の横にきて、左手でさおを逆さ持ちにして、右手がタマを揉む体制になった。
翼の左手の筋肉筋や、首筋がすごくセクシーに見えた。翼の汗がすごい。作務衣の肩でしきりに汗をふいていた。
持ち手を変えられると、途端に気持ち良さが変わった。手のひらの広い面が亀頭や裏筋を包むようになり刺激が増えた。
伸太郎はさっきの翼の位置、僕の足下に移動して、全身を見てるようだった。
翼は体制的に僕のチンコにかなり近づいている。
僕は行きそうになってきて、足先に力が入った。
ぴーんと伸ばしたりそったり、親指をバタバタさせていた。
伸太郎が僕の両足の甲を手のひらでさすってくれていた。
温かいし、すべすべ。行くのを待っててくれている。
腹筋にも力が入る。
翼が、ちんこをぐいっと垂直に起こした時、
僕は絶頂を迎えた。勢いよく射精をした。
ボタッ、ボタ、ボタと精子が飛んで落ちる音まで聞こえた。「行く」なんて言葉は出せなかった。
伸太郎のさすっていた手は、足首に移り力強い握りにかわっていた。あまり足が動かない。
翼は、射精後もピストンを止めない。伸太郎の時の終わり方と違う。これは無かった。
僕は身体を右に左によじる。
右手で翼の右肩をタップした。
初めて声がでてしまった。
「アッあっあーうっ、んーあっー。」
翼の手が止まらない、足がすごい力で抑えられている。エロい音が鳴る。グチュグチュクチュ。
「ダメ、またいきそっう…アッイクっいっいくー!」
腰が浮き、足ががくんがくんとなり、腹筋が収縮している。
握りしめられている手の窮屈さの中でまたドクンドクンと膨張が翼の手に伝わっていく。
やっと翼の手が止まった。
僕は初めて自分が潮を吹くとこを目撃した。
伸太郎の頭を超えて自分も液体を顔に浴びていた。
恥ずかしくて伸太郎の顔が見れない。
「はぁーっ、はぁーっ」と僕の息切れが響く。
翼が空気を変えてくれた。
「颯斗さん、ヤバいっすねー!すごすぎますよ!」
「見てよこれ」
振り返った翼の顔と上半身が汗も合わさってビショビショになっている。
僕
「マジごめん。吹くとは思わなかった。翼、本当に気持ちよかったよ。」
伸太郎
「颯斗さん、これが5日の結果ですね、非常によかったですよ。翼、先にいっておいで。」
翼がその場で作務衣の上着を脱いで、先にシャワーを浴びに出て行った。後ろ姿の背中は逆三角形でホクロ一つない綺麗な背中だった。綺麗な汗が背中をしたたっていた。
伸太郎
「颯斗さんまだ動けないでしょう。」
僕
「うん無理。最後どうして!?」
伸太郎
「兄弟からのお礼です」
一呼吸置いて…
伸太郎にしか聞こえない小さな声で
僕
「なあ伸太郎…」
「今2人だから見せて!」
目をつぶった伸太郎が、もっと小さな声で
「俺のパンツ下ろしてください」って…
僕はベッドに腰掛け、自分の開いた足の真ん中に伸太郎を立たせた。そして作務衣越しに触った!
ガチガチに硬い。僕は作務衣を下ろし始めた。
伸太郎は、僕の両手首を握り、僕の早いスピードを制御してきた。それでも進んで行く。
バチん!と大きい音が鳴ったかと思うと、
飛び出した巨根が腹に当たり跳ね返った。
亀頭がバカでかい、竿は亀頭よりやや細く
裏筋の膨らみがすごい。血管が浮き出るわけではなく、グロくない綺麗すぎる。とにかくデカイ。
どこから触ったらいいか、手が出せなかった。
見過ぎていたんだと思う。
伸太郎は僕の右手を持って、触ってと言うかの如く自分のチンコへ持ち上げた。
「翼が来ちゃうから…」小さい声で言った。
僕は手のひらを大きく広げて、真ん中をぎゅっと握った。
真ん中を握っても、拳もう一つ分が上にはみ出ている。そのまま上下にピストンをして、感じて欲しいと思った。伸太郎は足の力が抜けたようで、
左手を僕の肩に置き少し体重をかけてきた。
右手で僕のちんこを握った。
僕のちんこはまだ萎えていた。精子のついたぐちゃぐちゃなちんこをシゴきはじめ、僕はみるみるうちに再びフル勃起していた。亀頭をクルクル回してくる。
僕も同じ手つきで亀頭をクルクルするとすぐに伸太郎の亀頭が我慢汁でヌルヌルになった。
伸太郎は何も言わず身を委ねてくれていた。
僕も同じ手つきを繰り返す。特に亀頭をクルクルこねくり回した時に伸太郎は息をこぼしてくれる。
僕
「ありがとう触らせてくれて、気持ちい?」
伸太郎
「き…気持ちいです。」
それを聞いた僕は、ピストンのスピードを早くした。
その反動で、タマが上下に動いてペチンペチンと踊り狂っている。伸太郎の顔が歪んだ、口が半開きになった。感じてくれている。
カチャ
シャワー室の扉が開く音がした。
伸太郎は慌てて作務衣を履き直した。
伸太郎
「颯斗さんごめん。」僕はうなずいた。
僕にはタオルで隠すように、渡してくれた。
きっと5分くらいの時間だったと思う。
もっと時間が欲しかった…
翼
「入ります。お先にありがとうございました。颯斗さんご案内します。」
上半身裸で翼が戻ってきた。
僕
「翼、身体バキバキじゃん。見る度に締まってるね」
翼
「ほんとっすか、マジ嬉しいな!」
翼は上機嫌だったと思う。
僕はシャワーに入った。全身オイルを洗うのは大変で5分以上は洗っていたと思う。
シャワー室から出ると伸太郎の話し声がした。
部屋に戻ると翼がいて、伸太郎はいなかった。
僕
「翼、ありがとう気持ちよかったけど、最後ごめんね、よごれちゃったね。伸太郎は?」
翼
「兄ちゃん、電話中です!
ぶっ放してって言ったのオレだから笑
最後は本当はコースにないやつで、
兄ちゃんが今日は組み込んでって言うから、
やりました!どうでした?」
僕「いやもうなんかすごく…」
遮るように、伸太郎が部屋に戻ってきて、
伸太郎
「翼、さっきの本多(仮称)様なんだけど、
来週の予約また変更希望だよ。」
翼
「えっ!また?なんで?それで、了承したの?」
伸太郎
「断ったけど、うまく言いくるめられてさ…
次だけって事でお受けした。」
翼
「なんだよ、そいつ!兄ちゃんさー断れよー」
伸太郎
「だから、次でって…」
僕「さっきって、20時に帰った人?さっきすれ違ったよ、若い人でしょ?」
翼
「そうっす、30歳の方で半年前に整体希望の飛び込みで来たお客さんで、さっきは整体だったけど、
うちがEDマッサージやってることを何処かで知ったみたいで希望してきたんだよね。
でもうち紹介性だし、診断書必要だから、兄ちゃんがそれ言ったんだけど、わかってもらえなくてさ。
今回限りで、先週受けちゃったんだよね。
なのにさ、なんでまた言ってくんの?」
伸太郎
「翼、ごめん。俺がうまく断れなかったのは俺にも責任あるから、マジ次で最後ってするから、お前には迷惑かけないから、ベッドメイキングだけ手伝ってくれな。」
翼
「それはいいけどさ、絶対次は無しだよ。
完全ウソついてるよあの人さ…違う店いけよな」
伸太郎
「あっ颯斗さんすみません、内内の話を。
もう21時半だから、颯斗さん遅くならないうちに。
あと数回くらいはお願いするかもなんで、翼もお礼とお願いしとけな。」
翼
「オレ今日反省点いっぱいあったんで、またお願いします。次は改善できてると思うんで!
颯斗さん今日はありがとうございました。」
2人で出口まで見送ってくれて、
階段を降りるまで手を振ってくれていた。
かわいい兄弟だ!
少し寒い夜空を見上げて歩きながら、
目に浮かぶのは、やっぱり伸太郎のちんこと手に残る感触。でもまだ未開拓のまま終わってしまった。
また思い出して、勃起してみたりするけど、
もう痛くて腰がひける。
明日どうなるんだ?もうわかんない…
けど僕は伸太郎を好きになってる。
身体目当てとかじゃなくて人柄を好きになってる気がする…
帰ったら伸太郎からLINE来るかな?
明日の時間とか聞かないとな…