琥太郎と友達になって少しづつ友達も増えて
いつも一緒にいるメンバーいわゆる[いつメン]が定着するようになってきました。
学校では僕と琥太郎他3人友達のメンツ
クラスはみんなバラバラでしたがいつも行動していました。
琥太郎は仲のいいと思っている友達にはスキンシップが多く
いきなり後ろから抱きつく、おんぶされてる、後ろからちょこちょこついてくる
膝カックンをしたりとイタズラを良くしていました。
僕と琥太郎は休憩時間になったらイタズラのやり合いばっかしていたので、特に仲の良い2人だなと思われてたと思います。
よく廊下や他のクラスの教室を荒らすように走りまわりました
友達1「お前らほんとに仲良いよなぁ。顔も身長も似てるし」
僕「そうかな?あいつがイタズラばっかしてくるからやり返してるだけやよ笑」
友達2「来年はみんな同じクラスがいいよなぁ。絶対楽しい」
琥太郎「ほんとにそれ。来年楽しみ〜。あ、友1後ろ見て!」
友1「ん?..」ガバ!(ズボン下ろし)
琥太郎「やーいばーかww」
友1「おまえ!ふざけんな!!ユウト!捕まえろ!!」
僕「はーい^^」
しばらくは誰にでもよくある男子ならではのふざけ合いを毎日してましたね
月日は経って期末テスト前。
テスト勉強期間になって、いつもの5人で帰ってる中ある会話がありました。
友1「なぁなぁ、昨日の夜チェーンメール回ってきた?」
2「きたきた!あれまじ!?!?」
3「俺も昨日琥太郎から回ってきたわ。絶対嘘やって」
琥太郎「いや..あれは絶対ほんとだよ..回さないと呪われる..」
僕「なに?チェーンメールって」
3「お前ケータイもってないもんなぁ、買ってもらえよ〜」
琥太郎「ユウトくんだけかわいちょ〜^^よしよし〜」
僕「どーせ俺だけ仲間外れですよ〜ふーん。」
1「怒んなって〜wじゃあ俺らはこっちやからじゃあな〜」
3「琥太郎お前が不機嫌にさせたんやからちゃんと謝っとけよ〜笑じゃあな〜」
琥太郎「え〜、じゃあまた明日〜」
いつもある交差点で琥太郎と僕、他3人が別れていつもの廃線の道へ帰って行くところまで来ましたが、道中2人とも口も聞かずずっと無言でした。
僕がこういう空気にしてるのにも関わらず、このまま無言のまま帰るのが嫌で
「俺、廃駅でたそがれてから帰るから先帰っててよ。また明日。」
琥太郎「...さっきの怒ってる?」
僕「別に怒ってないよ。」
琥太郎「嘘。」
俺「嘘じゃない」
琥太郎「じゃあ何でさっき無言だったの」
僕「...」
琥太郎「...」
お互い無言で廃駅のホームで1時間くらい座ってました。
この時正直、(あ〜何でこんな空気悪くしちゃうんだろ、仲良くしたいのに。)
と思ってると急に琥太郎が後ろからくっついて来た。
良い匂いがして、心臓がバクバクと相手に聞こえそうなくらい跳ね上がったのがわかる。
好きでもないはずなのに、なんでだろ?俺は琥太郎の事好きなの??..とパニクってると
琥太郎「...ごめん。」