>「お願いの内容にもよるけど…」
>俺はたくまから抱いてほしいと言われると
>変な考えが脳裏をよぎった。
>「ゆうすけさん、フェラさせて下さい。
>一度でいいから舐めてみたくて…いつも舐められてばかりで…男の人はゆうすけさんしか知らないし…」
>俺は迷った。ノンケのしかも高校生にフェラしてもらえるなんてこんな機会はない。
>しかし、永久のことが…。
>「このお願いは叶えて貰えませんか?」
>「たくまくん、ごめん」
>「やっぱり永久先輩のことが…そうですよね、互いに大切な存在ですもんね、ただゆうすけさん、永久先輩には絶対に言わないから、それでも駄目ですか?」
>「たくまくん、永久にバレなければいいって問題じゃないよ、例え永久にバレなくてもきっと永久と会うたびに後ろめたさがあって
>今までとは違う感じになる気がする」
>「本当に勇気出して言ってくれたのにごめんね」
>
>「どうしても駄目ですか?」
>「ごめん、永久は裏切れない」
>
>「ですって、永久先輩」
>「え、永久先輩?」
>たくまがポケットからスマホを取り出して
>俺に渡した。
>「え、どういうこと?」
>「もしもし、ゆうすけ?ドッキリです。」
>「何ドッキリって」
>「ゆうすけが俺のことどう思っているか確かめたくて…ごめんなさい、でも、ゆうすけの気持ちが分かって嬉しかったよ」
>「永久、それにしても悪質すぎるよ」
>「ごめんなさい」
>電話を切りたくまに返した。
>「ごめんなさい、永久先輩が絶対ゆうすけは浮気しないって自信満々でいうから、俺はそんなことないって勝負になって」
>「やっぱり二人はいい関係なんですね、これは俺が考えたことで永久先輩は関係ないですから」
>「で、たくまが学校辞める話はどっちなん?」
>「あ、あれは本当です。」
>「そうなんだ、舐めたいって話しが嘘なんだ」
>「いや、全く嘘でもないですが…」
>「たくまくん、大人をからかうのもそこまで」
>「からかってないですよ!俺、人の物、欲しくなるタイプなんで…」
>「それもドッキリ?」
>「いや、マジですが…試してみます?」
>たくまが俺のズボンのチャックに手をかけた。