3ヵ月を過ぎたある雨の夜のこと
仕事を終えて自宅マンションに車で到着。
マンションの外に見覚えのある姿があったような…。
車を駐車場に停めてから何か気になり携帯をみたら。トシからLINEが…。今日どうしても会いたいのでマンション前で夜待ってます。仕事終わったらLINE下さい。
慌ててマンションの前へ。マンションと駐車場はセキュリティがあり一マンションの住人以外は中に入れない。
俺「トシ、どうした?いまLINE気づいた?
雨で濡れてるじゃん。早く部屋行くか!」
傘をさしてはいたが結構濡れている。俺の声に傘を閉じたトシの顔をみたら頬が濡れていた。雨ではない。涙だ。トシは何も言わず俺に抱きついてきた。
部屋に入りトシはすぐに風呂場へ。
俺は簡単な夕食を作った。
風呂から上がりバスタオルを巻いただけのトシが「いきなりすいません。」とつぶやいた。俺は「夕飯まだだろ?一緒に食べよう」と声をかけた。トシは「ご馳走になります」
俺「そんなご馳走じゃないから」といいながら二人で食事した。俺からは敢えて涙の理由や突然訪ねてきたことは聞かなかったし、トシも話そうとはしなかった。
食事が済んで俺は「風呂入ってくるわ」と浴室に行き、上がってきた時にはトシはソファーで寝ていた。バスタオルがはだけてトシの長い仮性チンコが垂れていた。俺はそれを眺めながらワインを飲んだ。いっこうに起きる気配がない。何度か声をかけるが…。布団を被せて俺は寝室へ。
ベッドに入りながらiPadを見ていると
寝室のドアからノックの音が…
トシが寝室のドアから
トシ「ゆうまさん、起きてます?入ってもいいですか?」
間接照明がドアを開けたトシの顔を移す。
また泣いている。