それから暫くして
接待前にイケメンにLINEしてみた。
BMWだよ。今日接待あるから23時頃に代行タクシー出来る?
既読にならないまま接待へ。
接待終了後.LINEを見たが既読スルー。
「何だよ」と思い駐車場に向かって代行タクシーを探そうとしたらLINEがきた。
「すいません。遅くなって。間に合った。いま後ろにいますよ」って。
振り返ると笑顔の彼が恥ずかしいくらい手を振ってやってきた。
「既読スルーすんなよ」って言う
「してないですよ、さあ、帰りましょう」って愛車に向かった。
愛車に乗り込み、ふとイケメンの短パンに目をやると偉くモッコリしていた。思わず「にーちゃん、デカくない?勃起してる?」って聞いたら「バレました。何か勃起しちゃって…」て可愛い笑顔をみせた。すかさず、「何だよ、これ」といいながら彼の股間を掴んだ。で、でかい。そして硬い。流石に20代のチンチンだ。「辞めて下さいよ、溜まってるから触られたらいっちゃいますよ」と少し照れながらこっちをみた。その顔はまんざらでもなかったのでそのまま股間を触り続けたが拒否はせずに自宅マンションまで勃起したまま到着した。
ふと、気づいた。「にいちゃん、どうやって帰るの?代行車はきてないよね」「本当だ」
二人で爆笑した。この時間に最寄りの駅まで走っても終電には間に合わない。イケメン君、誰か迎えにきてもらえるの?「漫画喫茶で過ごして始発で帰りますから」「この辺、満喫ないよ.良かったら家に泊まっていく?」「流石にそれは迷惑なんで…」「いいよ、別に、ホテル代貰うから」「こんなマンション一泊いくらですか?代行代なくなって赤字ですよ」「家でバイトすれば良いじゃん」「掃除でも、何でもします。お願いします。」
結局俺のマンションに泊まることになった。