自分が通っていた中学は、茨城でよ名の知れたヤンキー校だった。自分も中学デビューで、先輩に影響され、学ランのボタン外して、先輩にもらったワタリ60のボンタンを履いていた。隣のクラスに学年の頭がいて、そいつだけはいつも、ヤンキーが着るような服装(ベルサーチとか)で、金髪オールバック、喧嘩も強かった。
龍次という名前だった。
3年になると、ベルサーチとかガルフィーに、青い龍のスカジャンを着て、いつもバイクで登校していた。
授業もあまり出ず、恐怖のトイレと言われていた、旧校舎のトイレで溜まってはタバコを吸い、よく補導もされていた。
そんな俺は、龍次に憧れがあった。
サングラスの下の鋭い眼や、ベルサーチの腰パン姿、背中に背負った龍。
11月の体育祭の日、俺らは最後なので、なぜか体育祭にちゃんと出ていた。
俺はタバコが吸いたくて一度教室に戻ると、隣のクラスの、龍次の席に、脱ぎ捨てられたベルサーチとスカジャンがあった。
俺は龍次のことを考えて勃起してしまい、誰も見ていないのを確認してからベルサーチを着て、スカジャンを羽織った。腰パンしたらチンポが出てきた。
俺はそのまま、教室でオナニーして、龍次のスカジャンとベルサーチに大量のザーメンをぶっ放した。
その日の放課後、龍次のスカジャンに白いシミができていて、龍次は怒っていたが、俺であることは言えなかった。まさか精子がかかってるとも思ってなかっただろう。
一週間後、夜中に龍次に呼び出され、追及された。
「見た奴がいんだけど、俺の服着てただろ?」
その日の龍次は、赤いガルフィーに赤いスカジャンで、金髪坊主に剃り込みだった。
「知らない」
と誤魔化したが、俺は耐えきれず、勃起したチンポをシコシコしてしまった。
龍次も勃起しているように見えたが、それから先は龍次で抜くようになった。