神崎「布の中心を股に当ててそれぞれ前と後ろの布を持ち上げてからおいで。」
と優しく教えてくれたのでバスルームに行き、濡れた下着を脱いで、
そして自分のモノを洗ってバスタオルで念入りに拭いてから、布を当てて前後で上に引っ張って抑えながら部屋に出た。
すんごい恥ずかしかったけれど、どうしようもないので
神崎さんにお願いする。
神崎さんが丁寧に締めてくれる。もちろん、前の布をあからさまに外す事なく。
とっても紳士的だった。
でも、
「稜くんのお尻やわらかいね」
と神崎さんは後ろに手を回した時に俺のお尻を触って冗談のように言った。
揉むとか掴むとかじゃなくて、まるで女の子のほっぺたを触るように、何回か俺のお尻を触った。
「本当だ。」と無邪気に笑いながら井上さんも触ってきた。
友だち同士の様なノリで触られたけど雰囲気はいつもの友だち同士のノリとは違う感じ。
そりゃそうだ、男3人ホテルの部屋で、俺は褌一丁なんだから。
そんなこんなしてる間にあっという間に褌が締まった。
実は褌って具体的にどんなものか知らなかったけど、Tバックになってるんだ。
祭りみたいに前に布が垂れているのではなく、もうなんだかちょっと厚めのTバックを穿いているだけの状態。
神崎「じゃぁ、そのままこっちを向いて、壁に寄りかかって立ってみて。」
「そうそう。ちょっと足を前に置いて腰を突き出す感じで。」
「片手は褌の淵に。反対の手は頭の上で後ろの壁を押さえる感じで。」
「目線は俺の方。」
神崎さんは小さめの椅子に座って斜め下から俺を見上げていた。
「いいね。」
「じゃぁこれでまた15分くらい。お願いします。」