常に楽しみです〜(^^ゞ
待ち遠しいです☆
▼ユウさん:
>徹平で我慢する…はて。
>なんだ…それ?全く脳みそが動かない。
>
>「もっとわかりやすいように言ってください!」
>「だから、徹平とは何度も何度もヤってんの!!ウチで」
>「…!!」
>
>そう言いながら無表情で、彬人先輩は股間をボッキさせつつ、外を眺めている。
>衝撃事実。俺は、その事実を飲み込むまでにかなり時間を要した。
>
>「…嘘でしょ?マジで言ってますか、それ。冗談でしょ?」
>「まぁ信じたくないならどーでもいいんだけど。好きにすれば?」
>
>ふーーーあちい、とか言いながら呑気にパンツの中にうちわで風を送っている。
>…まじなのか?
>
>「…ホントなんすか、え、?? …ほーーんとうに?」
>「じゃあケータイみせてやるよ、ほら」
>「…」
>
>俺は先輩から渡されたケータイを覗き込んだ。
>
>ー画面ーーーー
>15:53
>
>
>やろーぜ、来いよ
>行きます!
>
>ーーーーーーー
>
>
>「!!? つーか、これ今!! 今からくるんですか!?!アイツ!!」
>「じゃなきゃ、俺が、お前を解放するわけねーからなぁ」
>「…」
>
>だから、俺だけイかせて服を着たのか…納得…
>ってなんだよ!このラフなやり取りは!
>「やろーぜ来いよ、行きます」って!!
>性格見たまんまか!
>
>というよりアイツって確か…
>彰二の事、すごい気にしてたけど…
>衝撃的すぎて、頭が追いつかん…
>
>「…というか徹平くん、彰二の事、多分好きっすよ、
> 惚れてるって言うか」
>
>「知ってる、本人もそう言ってたし」
>「え???は???」
>
>「彰二の姿、思い起こして、毎晩シコってるんだってさアイツ」
>「ふぁーーーーー…」
>
>「俺と言うものがありながらね」
>
>衝撃事実ばっかり聞かされて目眩がした。
>彰二が夜のズリネタとかそんなの俺とおんなじじゃん!!
>あんなノンケっぽいのに!! 騙された!
>
>「…それ、彰二は知ってるんですか?」
>「…知らないだろ、きっと」
>
>彰二の人たらしっぷりは、半端じゃない…。
>涼しげな顔してとんだバケモンだ、アイツ。
>全員から好かれてるんじゃねーか!
>
>「はー徹平もお前もオレじゃなく彰二を選ぶんだね。まじ彰二ぶん殴ってやろーかな、くそが…」
>「彰二…、先輩のこと、乱暴で凶暴って言ってました…」
>「まじ?最近はそんなに殴ってないけど?」
>「…」
>
>もう何も言うまい…そう思った。彰二かわいそうだぜ…
>とにかく、俺は楽譜燃やされなくてよかった…
>
>「…じゃあこうしよう、徹平と俺とお前で3Pしよう」
>「…は???」
>「よし、決まり。」
>「…はーーーーー????」
>「それが最後の記念ってことで、終わりにするから」
>「ハイーーーぃぃぃぃい????」
>「別に今日じゃなくていいからさ、今度。」
>「いやいやいや…」
>
>「…」
>「…」
>
>数秒の後、殺気を感じる。部屋の空気が変わった。
>
>「…お前はまた殴られたいの?」
>「え…」
>
>先輩が俺に近づき、壁ドンの姿勢で俺を壁際に追い込んだ。
>そして先輩は勃起したチンコで俺のフニャチンをツンツン突いてくる…
>
>「…おれはヤりたくてヤりたくてヤりたくてたまんねーの、わかんねーか?あー?」
>「…スイマセン」
>
>思わず俺は謝ってしまった。
>自分の性欲解消が世界の何事よりも優先されるべきだみたいな口調で言ってくる。
>殴られたくないし、真面目に謝った。
>
>…それにしてもなんで3P?それとこれとは話が別…
>あーそっかもう千田先輩だし、そんな感じか…
>
>「あ…そうだ…3P辞めて、彰二をフって俺と付き合う?それとも?」
>「なんスカ…それ…あの美人の彼女は?」
>「あー…、振られたよ、誠実な野郎がいーってさ。」
>「そりゃ…そうでしょ…」
>「お前のことは大事にするよ?」
>
>ぶっきらぼうに無表情で俺に言う。でも視線はまっすぐ俺に見つめていた。
>
>「…ちょっと黙ってもらっていいですか」
>「どっちにしても俺、お前ともっかいヤるから。それは決定事項」
>「…なんすかそれ」
>「つーかやっぱお前、彰二と付き合いたいんだろ?じゃ尚更それしかねーじゃん、それに」
>「…?」
>「一回やったことは消せないよ、お前は既に彰二を裏切っている」
>「…」
>
>
>先輩が無表情でそう言い放つ…。俺は動揺が完全に顔に表れてたと思う。
>先輩みたいに、ポーカーフェイスにはなれねぇんだ…
>先輩は外を眺めながら、まだうちわで顔を扇いでいる。
>
>「…早く決めろよ」
>
>俺は混乱してた。
>「お前は既に彰二を裏切っている」
>この言葉が頭から離れない。事実だからだ。
>
>「徹平と俺とお前で3P」
>??
>発想が飛躍しすぎている。ケモノかよ。そもそも高山徹平…アイツがどー思うか…
>
>「彰二をフって、俺と付き合う?」
>俺たちってHしたけど、それ、なりゆきっていうか…
>えっち中に告白しあったけど、振るとか別れるとか
>そういう関係なの?俺たち。まだ1日も経過してないからな…
>
>ダメだ、ここじゃ考えらんねぇ…
>
>「…とりあえず、帰ります」
>「おう! 気ーつけてな」
>「…はい」
>
>あれ?いいの?そう思った。けれども先輩は意外にもあっさり帰してくれた。
>先輩はしつこく悩まないタイプらしかった。
>そんで帰ろうとしたけど、もう一つしとかないといけない質問があったのを思い出す。
>
>「…彰二には」
>「…何も言わないどこーぜ、お互い」
>
>その返答に彼らの兄弟仲の関係性について、あとは先輩の問題処理の方法論みたいなものをちょっと垣間見た気がした。
>
>俺は千田旅館を後にした。
>
>
>・
>・
>・
>・
>・
>・
>・
>・
>・
>・
>
>
>はーー疲れた…寝みぃ…帰って寝たいと思った。
>もちろん色々頭の中は駆け巡る…
>
>□なんで俺ってこんなあの兄弟からモテてんの?エロゲーの主人公かよ…
>□彰二が今日のこと知ったら、どーなんのかな…全く想像つかね…
>□彬人先輩のプレイやべぇ…彰二とも彬人先輩とも、どっちともこれからもずっとしてぇ…最低だ…俺…
>
>もーいいや…なるようにしかならねぇよ…俺も先輩を見習って、くよくよ考えるの辞めたい。
>早く寝よ…チャリで来て正解…
>
>チリリーーーーン
>
>遠くの方でもチャリの音がする。予感はしてたけど、やっぱり高山徹平が遠くにいる。
>ったく、なんだよ。アイツ…
>
>アイツも千田先輩と…これまで何回も…そんで今から二人で…ヤるんだ、男同士のSEX…。
>性格も外見も男らしくて完全にノンケにしか見えない2人だけど、あの筋肉をぶつけ合って…
>これから夜にかけて濃密にやるんだ…昨日の彰二と俺みたいに…密室で…。うっわーすげ…
>
>想像しただけで、なんか興奮した。俺は少しだけまた勃起してしまった。
>
>
>うーーーーーーー…っ!!
>はぁ…