そもそも俺が競泳水着に目覚めたのは高校生の頃、バイト先の女子高生との会話で、
「○○さんは部活は何部ですか?」
「水泳部だよ」
「えー!じゃあブーメランパンツ!!」
「そうだよ」
「やだぁー」
「どうして?」
「(笑)だって、モッコリ!!」
「普通じゃん」
「きもーい」
高校で現役水泳部だった俺は、この時初めて自分の競泳パンツがエロいんだと感じた。
なんでもその女子高生によると、競泳パンツの股間がモッコリしてて、大きさがわかるのがエロいらしい。ってか、そんなに凝視するようなこともないと思うが。
この子は水泳部ではないが、女子水泳部の子は男子水泳部の股間をさりげなく見ていて、「○○(名前)のがデカい」とか、「○○のは形が透けてる」とか言って品定めをしているという。
ホントかどうか試してみたくなった俺は、ある日、部活でプールに入る前に使い古してペナペナになった競泳水着の裏地を切り取り、トイレに入って水着の上からゴシゴシ擦って半勃起状態にしてみた。
鏡で自分の水着姿を見ると引き締まった体にV型の競泳パンツ、股間はモッコリと膨らみ、裏地を切り取った水着の表面は、竿や亀頭のゴツゴツ感があって、物凄くエロかった。
そのまま俺は女子水泳部の目の前でウォーミングアップの準備体操をやって見せた。
脚を屈伸したり、ジャンプするたび硬く重くなったモッコリがブルブルと揺れる。極めつけは上体反らしでパンパンに膨らんだ股間を強調して見せた。
わざと女子のほうは見なかったが、明らかに視線を感じた。それに興奮を覚えた俺は、それから競泳パンツ、ブーメランビキニに執着するようになった。
それからは、同じ水泳部の奴らの股間が気になってしょうがない。
自分と比べて大きさ、形、向き。もちろん、皆、上向きだった。
そのころの競泳パンツは面積が小さく、上向きにしないと収まらないからだ。
大会の時などはチーム指定の競泳水着だが、合宿の時などは自由だったので、俺は高校二年の夏の合宿の時、あの裏地を切り取ったペナペナのブーメランパンツを穿いていた。なぜならこの合宿は女子と合同だったからである。
合宿初日、3年の先輩に呼ばれて部室の裏の器具庫に行くと、3年ばかり、4人が待ち構えていて俺に「お前、なんだその競パンは」などと因縁をつけられ、後ろから別の先輩二人に羽交い絞めにされ、モップの柄で股間を小突かれた。誰も来るはずがない器具庫。こんなことになるとは思っていないかった。
後ろから俺を羽交い絞めにしている二人のうちの一人の水着の股間が俺の尻に当たった。硬かった。俺もそれを感じて興奮した。
その先輩の手が前に回ってきて、俺の急所をギュッと掴んだ。「お前、もしかしてこういうの、好きなんじゃねーの?」と言って膨らんだモッコリを撫でている。
興奮して息が荒くなる。ガマン汁が水着に滲みている。
俺は射精寸前のところで止まった。
すると奴らは器具庫に固定してある鉄棒に俺を大の字のまま縄で固定した。そして袋に入った大量の生きたイナゴを見せた。
まさかと思った俺の予感は的中した。その生きたイナゴを一匹ずつ、競泳パンツの中に上から入れていったのである。
俺の手足は固定されていて、もう逃げることはできない。
つづく