それから数日後。
あの事件でケツに穴を開けられた水着はもう履けない。
俺の競泳水着コレクションは13枚。懲りずに再び別のビキニを着け、プールに向かう決心をする。
前回の出来事から、あまり際どい水着は止めておきたい。しかし、どこかで期待している。俺は真性のMだ。男でも女でもいいから、男らしく膨らんだ股間を見てほしい。できることなら拉致監禁されて水着のまま調教されたいという願望はあった。
そして手に取ったのはHHのウルトラカットビキニだ。これは俺のコレクションの中で2番目に卑猥で、俺のアソコはギリギリ収まるぐらい小さく、脇幅は1.5cmで、その形は女性用の紐ビキニのようだ。
一番卑猥なのは、Tフロント。絶対に納まらないので手で隠さないといけない。
以前に一度試したが、竿を抑える股紐が細すぎて、歩くたびに締め上げられる。拷問にはいい。
HHはこの水着をデザインするにあたって、性器の大きさを考慮したのだろうか。
もし勃起したら硬くなったモノは間違いなく飛び出してしまう。以前のように水着の食い込んだ女の尻を見て勃起しない自信はない。
プールで勃起することは珍しくないはずだ。
そこで今日はアシックスのハイドロを着けた。
こちらは正真正銘の競泳用水着。どんなに股間が膨らんでも、水着がしっかりとアソコをホールドし、窮屈だが飛び出すことはない。
それでもブーメランの競泳パンツ。男性器とケツを隠すのがやっとで、何度見ても卑猥な形をしている。
おまけにピタリとアソコに張り付き、形がわかる。もっとも俺はアソコに自信があるので、かえってそのほうがいい。
プールサイドでTシャツとトランクスを脱いで、水中メガネを着けたままシャワーへ向かう。夜も遅いせいか、人影もまばらだ。
今日もジャグジーで女が二人、チラチラと俺の股間に目を向けている。気づかない振りして見せてやろうと思い、わざと目の前で大股を開き、ブロック塀を跨いで見せた。
思いのまま塀は高く、ブロックの角に膨らんだ部分がゴリッと。
ピイピチの競泳パンツに包まれている急所は守られたが、目の前でブーメラン水着の大股開き+股間強打を見た彼女たちには驚いただろう。
女の中には男の競泳パンツが好きな奴もいる。学生の頃、バイト先の女子高生が水泳部だった俺に「ブーメランパンツ!!」と言って絡んできた。
毎日のように絡んでくるので、興味があるんだなと思い、ある日閉店後の更衣室で競泳パンツを着けて見せてやった。それも使い古しの生地が薄くなったやつ。
その女子高生は顔を真っ赤にして恥ずかしがったが、そのうち慣れてきて揉みしだくようになった。そのころからMだった俺は競泳パンツにシミをつくっていた…
一通り泳ぎ終わると、いつものようにビキニの金髪美女がこちらへ来た。何度見てもエロい水着だ。プリッとしたケツに黒い水着が喰い込んでいて、惜しげもなくそれを俺に見せつけているかのようだ。
ビキニの美女はシャワーの近くのジャグジーに腰かけ、こちらを見ている。
俺はすぐにプールから上がらず、潜水して遠くへ回り込み、わざわざ彼女の前を競泳水着を見せるように歩き、シャワーに向かう。
シャワーの蛇口を捻り、水中メガネをかけたままシャワーを浴びる。そしてあの美女のほうへ体を向けてブーメラン型の競泳水着の形を強調して見せた。
水中メガネ越しに、ジャグジーに腰かける美女の視線を感じる。今度は横向きになり、股間の膨らみを強調して見せた。横から見せることで、男らしい形や大きさ、張りを強調するのだ。
俺のアソコは小さいブーメラン水着の中に何とか納まっていた。ビキニの女はそれを恥ずかしげもなく見てる。
そして再び正面を向き、両手でビキニラインを擦り、水着の上からアソコを揉み洗い、最後に指で膨らみの形を整えて見せた。
シャワーを止め、ふと目をやるともう女はいなかった。
照明は消され、月明かりが俺の体を照らしている。このまま部屋には戻らず、プールサイドに仰向けに寝て休むことにした。
しかし、それは地獄の始まりだった。
やがて俺は拷問にかけられ、水着のまま男性器は潰され、水中に捨てられることになる。
続く