ユウマの思いもがけない行動に、「よっ!男!」と周りは拍手を送りました。
「マジで、これ取ったら解散だかんな」
ユウマはそう言うと、すでに乾いてしまったチンコを自分の手でまた黒く塗り始めました。
左手は皮が戻らないように、背中を丸めて自分の覗き込みながら、筆を走らせます。
いくら自分でやっているといっても、やはり筆の感触は特別なのか、時折声を漏らし、その表情を歪めました。
「なんかユウマ、エロいな」
「オナニーしてるみたい」
囃し立てる周りに、ユウマは「うっせぇ!」とハニカミ笑いを浮かべてました。
ユウマ自身の手により、チンコは黒く照り輝き、まるで別の生き物へと姿を変えているようでした。
中々玉を塗るのは難しいらしく、自分で玉袋を持ち上げ、裏側までしっかり塗っている姿は少し可愛らしかったです。
「よし、出来た!早く、紙!」
歓声の中、顔を真っ赤にしながらユウマは一息つくと、ヤマギシくんから半紙を受け取り、それを自身の息子にクシャッと被せました。
紙の上から、墨がしっかり写るように手で自分のチンコを擦ります。
それは本当にオナニーをしているようで、みんなじっとその光景を眺めました。
ユウマの手が、自身の息子の先端から玉まで、余すことなく半紙を押し付け、半紙にはジンワリと墨が浮かび、シワがチンコを立体的にかたどっていきます。
そして「よし」と小さく呟くと、ユウマは股間に張り付いた半紙をゆっくりと剥がしていきました。
徐々に現れるユウマのチンコの影に、次第に大きくなるみんなの声、そして半紙が全て剥がれた瞬間、「おおお!」と歓声が上がりました。
正直、出来はそこまで良くなかったです。
結構ハッキリと形が写るものだと思っていたので、なんか黒くて長いもの、下に玉っぽい丸がまるで墨が滲んだような状態で、みんなは歓声と同じくらいに「なんだよー」と落胆の声を上げました。
その輪の中で全裸のユウマが「ちょっと待って!俺が滑ったみたいじゃん!」と周りに突っ込んでましたが、みんな早々に引き上げていきました。
サッカー部の何人かはヤマギシくんに声をかけると他の人を追うように教室を出て、エガワと股間を隠しながらのユウマも「なんか騒いでゴメンな」と筆を返しました。
ヤマギシくんは
「めちゃくちゃデカイね!」と純粋に目をキラキラさせてユウマに笑顔を向けました。
それに対しユウマも、「だからこんな目にあうんだよ〜」とイタズラっぽく返しました。
その後は水泳部メンバー一丸となって、ミッションインポッシブルみたいなノリで全裸のユウマをトイレまで連れて行き、水道で墨を落とさせました。
「さみー」と言いながらユウマは自分のチンコをすすぎます。
冷たい水のせいか、ユウマのあんなに大きかったチンコは、先っぽまでスッポリと皮をかぶり、プリッと縮こまっていました。
どうやら、陰毛に垂れた墨汁がすすいでもすすいでも落ちないらしく、「もう寒さで無理っ!」と音を上げました。
そんな可愛いユウマの可愛いチンコを、僕は「ほら、あともう少し!」と励ますように撫でました。
ひとまず、これが筋トレ中に起きた結構デカかった騒ぎです。
あの後、ユウマは他の部活の奴から陰で「ジャイアントソーセージ」と呼ばれ始めたそうです。
そしてあのチン拓は、一体誰が持ってるのか捨てたのかもわかりません。もしかしたらヤマギシくんが記念に貰ってるかもしれません。
僕の印象に残ってるユウマ弄りは、あと大きいもので一回ありますが、また暇を見て書けそうだったら書きたいと思います。
皆さん、最後までありがとうございした。