「4組の教室!」
サッカー部の誰かの呼びかけの元、僕らは全裸のユウマを担ぎ上げました。
すると今まで取り巻きに囲まれていたユウマの裸が、運動部の手により持ち上げられ、廊下いる人にも見える様になりました。
その時に気付いたのですが、僕らの周りには他の運動部の一年もチラホラ集まり、様子を伺ってたのです。
それにユウマも気付いたのか、
「ちょっと待って!どこ行くの!見えてる見えてる!!」
とみんなの上で暴れました。
しかしさすが運動部、そんなユウマの身体をしっかりと支え、「わっしょいわっしょい」の掛け声とともに、まるで神輿のようにユウマを4組の教室まで運んでいきます。
足も開脚されられ、上下に揺らされるたびにユウマのちんこはベチンベチンと弾み、それを周りの奴らも大爆笑で見守り、ユウマは顔を真っ赤にして時が過ぎるのを待っているようでした。
1組の教室から順番に通り過ぎる、いつもなら短いのに今ではとても長い道のりを。
そしてユウマ神輿は4組に到着し、そこでユウマの身体は床に下されました。
また周りを囲まれて、ユウマは勃起したちんこを両手で隠しながら、辺りを見回しました。
「なに、なにすんの?」
不機嫌そうに聞いてきます。
僕も4組の教室に何があるのか、周りを見ました。
と、そこには見慣れない生徒と、机の上に置かれた見覚えのある道具たち。
文鎮に押さえられた真っ白な半紙に、黒々と光沢を放つ硯。
そう、ここは書道部の活動している教室だったのです。
周りの連中も、ただ言われるがままに神輿を担いで来たので、少しどうしていいか戸惑っています。
するとさっきこの教室に呼び込んだサッカー部の奴が口を開きました。
「いや、俺の友達に協力してもらってね、今から…」
ユウマも、そして周りの奴らも、耳を傾けます。
「ユウマのチン拓を取りたいと思います!」