僕ら一年は6人いて2人一組で筋トレをしていましたが、やっぱり先輩がいないと締まりません。
ユウマとペアを組んだエガワが徐々にふざけ始めました。
「あれ、お客さん、凝ってるんじゃないですか?」
と、背筋をしてるユウマのお尻をエガワが揉み揉みと両手で掴みます。
「おい、ふざけんな。ちゃんと回数数えろよ」
ユウマは注意しますが、なにせ足が浮かないようにエガワが太ももに腰を下ろしているので、そのまま背筋を続けるしかありません。
「あれー?お疲れですかー?」
と、エガワは気にせず揉み続けます。
周りもエガワがふざけてるのに気づき、クスクス笑い始めました。
「こういうとこをちゃんとほぐせば、疲れ取れマース」
突然カタコトになったかと思うと、エガワは尻を揉みながら、親指をユウマの割れ目の奥へとグイグイ押し込んでいきました。
「ちょ、馬鹿!やめろ!」
ユウマはくすぐったいのか笑い声をあげると、背筋を中断しエガワをどかそうとしました。
しかし、一度スイッチの入ったエガワは本当にタチが悪いんです。
「お客さん、あばれなーいあばれなーい」
そういうとユウマのズボンをペロンとめくり、公共の場にユウマのお尻を出させたのです。
そしてマッサージと称し、ユウマのプリプリのお尻をペシペシ叩き始めました。
それを見て周りは大爆笑、ユウマも「ふざけんなよー!」と笑っています。
とそこに、廊下をランニングしてたサッカー部の一団が通りがかりました。
もちろん、みんなユウマがケツを出してることに気がつき、
「ユウマ、何してんだよ」
と笑いながら、ワラワラと集まって来ました。
こうなると、いよいよエガワのエンジンがかかります。