健一「えー、中村さんと一緒にっすかぁ.....
なぁんかハズいかも.....」
と躊躇する健一
そして
健一「わざわざ温泉行かなくても部屋に露天あるじゃないすかぁ
俺、それで大丈夫っすよ」
と、もっともらしい正論をぶつけてくる。
俺「あっそう、じゃあ俺、風呂入ってくるけど、見放題はキャンセルな!!」
と、健一の悩みどころを突いてやる。
健一「んー、見放題は捨て難いし....でも、中村さんと温泉行くのも恥ずいし.....
と考える健一に
俺「どーする!?どっちを止めんの!?」
と、健一を急かしてやる。
健一は、しばらく考えた後
健一「わかったっすよぉ...俺も一緒に入りますよぉ...
でも絶対見ないで下さいよ俺の!!!!」
と、温泉に行く事を条件付きで承諾した。
俺「なぁんや、両方見放題かと思ったけど違うんや(笑)」
と、健一を冷やかすと健一は両手で股間を隠すまねをする。
俺「さてと、浴衣に着替えるから健一も着替えな!!」
と健一に浴衣を渡す。
俺は、健一の真ん前でさっさと服を脱ぎトランクス一丁になる。
健一「わぁっ、中村さんって結構いい身体してるんすねぇ
アレも大きそう!!」
と、健一は俺の身体をひとしきり見回す。
俺「健一もほらっ!!さっさと着替えんと、見放題なくなるよっ!!」
と着替えを促す。
健一「わかったっすよっ」
と言いながら俺に背中を向けて服を脱ぐ。
初めて見る健一の身体はサッカーをやっているだけあって体脂肪が少なそうで身体のパーツパーツそれぞれの筋肉もしっかりついており体毛がほとんどない細マッチョな感じだった。
そして、もう1つ、小さい??物を隠しているのはカルバンクラインの派手なストライプ模様のブリーフだった。
俺「何コソコソ着替えてんねん!!
どっちみち温泉入る時は裸になんのに(笑)」
と健一に笑いながら言い
俺「着替えも忘れんなよー」
と健一に言うと俺は替えのトランクスと下着替わりのTシャツをフェイスタオルの間に包んだ。
健一も自分のカバンからグレーの無地の確かBVDのブリーフとロンTを出し俺と同じようにして包んで持った。
最上階までエレベーターで行き脱衣所に着くと、シーズンオフの早めの時間だったからか俺達以外先客は居らず貸し切り状態のようだ
俺は、浴場入り口近くのロッカーに着替えとバスタオルを入れ浴衣を脱ぎ始める.....
健一はというと、30程並んだロッカーの前をウロウロしながら自分のロッカーをどれにしようか探しているようだ。
すると、SAのトイレの時のようにどうせ俺の目につかない場所を選ぶだろうと思っていた俺の予想を裏切るかのように健一は、俺のすぐ右隣のロッカーを選んだ。
俺は、全裸になるとタオルを腰の前あたりに添えるように手で持ち浴場に向かおうとする。
そんな横で、何か意を決したかのように浴衣を脱ぐと腰にタオルを巻いた後、完全防備でブリーフを脱いで健一は俺の後について来る。
健一「わぁー広いっすねー。泳げるかも!!あっ!!サウナもある。けと、俺苦手なんすよねーサウナ。あっちは露天っすかね!?景色もすんげー綺麗!!」
と健一は浴場の作りに驚き解放的になったのか、脱衣所までとは明らかにテンションが違ってきている。
洗い場に向かう俺の右横に並んだ健一は俺の前を覗き込むようにして
健一「中村さんってどんな感じなんすかぁ??」
と見えそうで見えない俺のタオルの下に隠れたものを見つめてくる。
俺「たいしたもんちゃうよ(笑)」
と、手に持った腰のあたりのタオルを一瞬だけ退ける。
健一「わぁっ!!中村さん、剥けてる!!!!」
と、健一は広い浴場に響きわたる程大きな声をあげた。
ゆうじの時に書いたが俺は仮性包茎だが、仮性包茎の皆さんが銭湯などでよくする【見栄剥き】をその時していたのを健一が見たのである。
俺は口元で右手の人差し指を縦にして
俺「あほっ!!声がデカイって(笑)」
と、健一を窘(たしな)める。
それから、俺は温泉に浸かる前に身体を洗おうと20ヶ所程ある洗い場の1つに腰掛けた。
健一も身体を洗う為に場所を探していたが
健一「俺も」
と、言いながら何故か俺の左横に並んで腰掛けた。
広々とした数ある場所からわざわざ俺の横に腰掛けた健一に
俺「なんで横に来るねん!?SAのトイレじゃ俺から遠ざかってたのに(笑)」
と健一に皮肉っぽく言う
健一「いやぁ、まぁ、いいじゃないっすか!!」
と、健一は何かをごまかすように笑う
そんな健一を無視するように俺はタオルにボディソープをつけて身体を洗いだした。
俺は洗いながら横目で健一を見ると、脱衣所では腰にがっちりと結び付けていたタオルを解き腰掛けた太腿を覆うだけにしている.....
俺は、健一が先程から横の俺を何度もチラ見しているのを知っているが敢えて無視して身体を洗い続けた>
横の健一は風呂イスに腰掛けたまま身体を洗おうとせずしばらく俯うつむいていたが、
健一「中村さんのって、剥けてるし大っきいっすね。いいなぁ.....」
と、突然俺の品評を始めた。
その時俺は両手でタオルを棒状に持ち背中に回し背中を洗っていたので俺の身体の前面はノーガードだった。
俺「さっきも言ったけど見放題なんは俺のチンポちゃうぞー
健一ってそっちの趣味あんのかぁ(笑)」
と、健一を冷やかす
健一は、そんなやり取りの間も腰に掛けたタオルにボディソープをつけようともせず何かを考えているようだ!!
しばらくして、何か決断したかのように
健一「中村さん、絶対に(他のバイト達に)内緒っすよー
俺ってこんなんなんすよねー」
と両腿に渡し掛けていたタオルをとり左腿だけに掛け直した。
身体全体にボディソープをつけたまま頭を洗い始めていた俺は
俺「んー??俺、今、目が開けれんからちょっと待ってや!!
てか、俺に見せてもいいのー??」
と、一応確認してから頭をシャンプーの泡だらけにしたまま顔のソープをシャワーの湯でさっと流し健一の方を向いた。
※中々期待に副える内容になりませんが、次からH度が少しUPします