上でプロフ聞いてる人は偽物です。
家に向かう途中で話を聞くと、彼はコウキという名前で、都内の大学に通う二十歳の学生。
夏休みを利用し、東京から東海・瀬戸内を通って九州に行き、帰りは日本海側を走る自転車旅行の最中だそう。
そんな旅行のせいで日焼けしたであろうスベスベの肌が、めちゃセクシー(笑)
家で一緒に飯を食い、風呂に入らせると、それだけでもうかなり遅い時間になり、寝ることに。
コウキはけっこう人懐っこい子だったので、その頃にはもう相当打ち解けた感じに。
客用布団もマットも家にはなかったので、なかば冗談で「一緒のベッドだけどいい?」と聞くと、なんの躊躇もせずに、ぴったり横に入り込んできた。
寝ながら雑談してるうちに、話題は恋愛の方向に。
すると、それまでけっこう話をしていたコウキが、急に、うん、とか、えーと、みたいにお茶を濁すようになってきた。
「コウキ君さあ、すごいモテるだろ? イケメンだし、体も細マッチョだったし(風呂のとき、温度調整を教えるフリしてのぞいたw)」
「いや、ほんとそんなことないすよー」
「タイプどんな人?」
「あー、まずは見た目重視ですかね 笑」
「そっかあ。てか女も、コウキ君みたいな体好きだと思うよ。ぱっと見細いけど、しっかり筋肉ついてるし。自転車だと上半身も鍛えられるの?」
そう言いながら、彼の体を撫でてみる。
急に、ちょっと興奮しかけているような、困ったような顔になるコウキ。
指先を乳首に当ててみると、ふいに「あぁっ…」みたいな吐息をもらした。
まさか?
見ると、コウキは恥ずかしそうに口を押さえている。
続く。