続きです。
試合当日。
僕はその日に限って寝坊してしまった。
待ち合わせのバス停行くと友達が焦りながら待ってた。
僕「遅れてごめーん。」
友達「おそーい。何やってんだよ!」
友達「それより試合が始まちゃうから急ごう!」
と言って走りだした。
僕も息を切らしながら付いていく。
会場に着くと、試合は既に始まっていた。
その試合は高校サッカーで、
その中にしゅうの高校もあり、
しゅうの試合は2試合目だった。
しゅうからこの日に試合があるとは聞いてなかったので、
驚きと初めて観る試合にワクワクした。
2試合目になり、グランドにはしゅうのチームが出てきた。
声援の中には“しゅー頑張れー"と叫ぶ女性の声か聞こえた。
僕がしゅうの彼女も来ているんだねと思ってると試合が始まった。
両チーム譲らぬ接戦となった。
後半戦しゅうのチームが攻めに入った。
素早いパスで相手チームを避けていくとしゅうにボールが来た。
しゅうは迷わず思いっきり蹴り上げるとボールはゴールに一直線。
そして、しゅうはもう一点を取って試合終了。
結果は4-3でしゅうのチームが勝った。
しゅうがホントにカッコよく見えたし、憧れてしまった。
試合後の帰り道は試合の話で盛り上がった。
友達が「2試合目のY校のFWいい仕事してたね」と褒めてきたし、
しゅうのチームが勝ったから、ホントに喜びながら帰った。