やべー今日昼の仕事の歓迎会で少し酔ってる。誤字脱字ちょっとアホな表現とかあったら、すいませんです。次はエロの予定です!!!
続きです。
とりあえず近くのタクシーを拾って、ユウトを押し込んだ。俺の家に着いてから、アキラさんに「家に居ます」ってラインした。
家まで連れてこられたユウトはわけがわからないって顔で、戸惑ってた。1か月ぶりぐらいのユウトは、すこし痩せていた。
そして、パッと見はわからなかったけど、こめかみのあたりに深めの切り傷があった。なんでそんな傷痕がついてるのか、想像するだけで、怒りがぶり返してきた。
「マサキ君、いきなりどうしたの?つい、勢いで着いて来たけど…。俺、今から約束があって…」
そう言いながら携帯を気にするユウトの携帯を奪い取って、『ハジメ』って書かれた連絡先を消した。着信履歴も消そうとしてると、ユウトから携帯を奪いとられた。
「マサキ君!?何してんの!?」
「ユウト!あいつと別れろよ!あいつ、借金なんか嘘じゃん!会話全部聞いたよ!お前騙されてたんだよ!」
「…なんのこと?マサキ君何言ってんの?」
「お前と連絡つかないから、キョウスケさんとアキラさんが、街であいつ見つけて、後つけてくれて、話ずっと聞いてたんだよ!ユウトのこと、恋人なんて思ってないよ!酷いことされたんだろ!?相談しろって言ったじゃん!」
「………………」
俺がそういうと、ユウトが俯いた。酷いこと、が何のことなのかしっかりわかってるみたいだった。
「…たまたま、ちょっと、この前は、酷い人だったけど…もう大丈夫だから…。もう、だいぶ落ち着いたし…気を付けるし…ハジメも、あの人達とつるんでる時は、立場的に…強く言えないんだ…。本心じゃないっていつも言ってる…」
「なんで、そうまでしてお前がしないといけないの!?あいつ、全然金に困ってなさそうじゃん!強く言えなくても、ユウトのこと…あんな風に言うとか…絶対にないだろ!!ユウトに言ってるの、全部ウソだよ!別れろよ!」
そんなこと言ってる時、アキラさんとキョウスケさんが帰ってきた。2人とも走ったのか、汗ダラダラ。キョウスケさんは超笑顔。2人とも体に傷とかなくてひとまず安心したけど、キョウスケさんの右の拳を見ると皮がめくれて血が出てた。
「たっだいまー!」
「おかえりなさい。てかキョウスケさん、血出てる!大丈夫だったんですか?警察とか…」
「大丈夫、大丈夫。人殴るの久々で。つい、勢いで殴る所間違えちゃった。骨やらないでまじよかったー。あそこの店知り合いだから、警察も大丈夫だよー」
家に帰ってきた2人を見て、ユウトは更に戸惑い顔。ヘラヘラ笑うキョウスケさんはいつもな感じに戻っていて、ちょっと安心した。でも、そんなキョウスケさんの隣でアキラさんは救急箱持って来てブチ切れてた。
「良かったじゃねーよ!大丈夫じゃねーよ!お前、やっと軌道に乗った会社つぶす気かよ!お前の会社なんだからな!!昔と違うんだから、もうちょっと自覚もてよ!昔っからなんでそんな喧嘩っぱやいんだよ!」
「だって嫌いって思っちゃったんだもん、イラっとしちゃったんだもん、我慢できなかったんだもーん。まぁ、なんとかするからー大丈夫だってー」
「もんってやめろ!むかつくな!!自分の歳考えろ!何とかしてんのは、俺だろが!!昔っからずっとずっと!!人に尻拭いばっかりさせて!もうちょい反省しろよ!その一気に爆発する癖なんとかしねーと、会社手伝わないからな!」
ワーワー言い合う2人の感じから、ユウトも話を察知したらしい。すごい困った顔で、焦りだした。
「え?殴ったって…もしかして…ハジメですか?え?何?なんで…」
「ごめんねー。ユウト。久々に、腹の中沸騰するぐらいイライラして、殴っちゃったー。あーすっきりしたー!」
「なんてことするんですか!何でそんなこと…」
「はい」
ユウトの言葉を遮って、キョウスケさんがユウトに携帯を渡す。ボイスメモでとってたみたいで、さっきのユウトが来るまでの流れが、流れてくる。ユウトは、流れてくる会話を、携帯を見つめながら聞いていた。
ボイスメモが終わると、黒くなった画面を、ユウトがぼーっと見つめてた。一時見つめてた、と思ったら、顔をあげたら、笑顔になってた。
「なんか、客観的に、聞くと…笑えますね。俺、本当バカだなー…」
無理に笑いながら、携帯をキョウスケさんに返すユウト。笑顔が痛々しくて、見てらんなかった。
「なんで、俺の周りこんな風になるんだろ。義父ちゃんにも、ずっとお前が悪いんだって言われてきたけど…やっぱり、俺がなんか悪いんだろーな…」
「ユウトが悪いわけないだろ!たまたま、あいつがクズだっただけで…」
「ハジメも…昔は、あんなんじゃなかったんです。お金は無かったけど…たまに、チップとかもらった日は…お前…甘いの好きだろって…ケーキ買って来てくれたり…。多分…俺のせいであんな風になっちゃったんだと思う。母ちゃんも、俺のせいで…。義父ちゃんも俺のせいで狂っちゃったし。みんなにもこんな迷惑かけて…。本当、俺最悪。ごめんなさい。俺、もう…誰ともかかわらない…。仕事も辞める…。俺人に迷惑しかかけられないみたい…。俺と関わったら…みんな不幸になる。ごめんね、マサキ君…すいませんでした…帰ります…」
最後まで笑顔でそう言って、立ち上がったユウトに、かける言葉が見つからなくて、呼び止めようとしたけど、声が出なかった。
俺の代わりに呼び止めたのは、キョウスケさん。
「ユウトー。彼氏と別れたら、俺でしょ?立候補してたじゃんー」
いつもの感じの軽いナンパセリフを軽い感じで吐くキョウスケさん。笑顔で言うキョウスケさんに、ユウトも戸惑いながらもいつもと同じセリフを返す。
「ありがとうございます。でも、キョウスケさんみたいな、いい男は、俺にはもったいないですよ」
「本気だよ」
いつもみたいなヘラヘラ笑顔を消して、真剣な顔になって言うキョウスケさん。アキラさんは突然の展開にびっくりして俺の顔を見てくる。でもベランダであの時話を聞いていた俺は、キョウスケさんが本気で言ってるのを理解出来た。軽い気持ちでなんか、もう口説けないってわかってたから。
「なぁんで、お前もマサキも、自分のせいって思っちゃうんだろなー…、どーみても、悪いのあっちじゃん…」
「キョウスケさん、どうしたんですか?いきなり…」
「ぶっちゃけ、俺は今までやりたいことばっかりやってきたし、したくないこと我慢してしないといけない意味もわかんなかったし。人との付き合いも、嫌になったらすぐに別れて…。アキラが、マサキを裏切りたくないからって付き合いの風俗にも行かないって言った時、インポかコイツとか思ったし…」
「おい」
「俺は絶対縛られたくないし、相手を縛ったりもしないって思ってた。そんなの恰好悪いし。でも、正直なこと言うと、ユウトとあいつが付き合ってんのは死ぬほど嫌だし、ユウトがおっさんらに掘られてるって思うだけで、イライラして、そいつらぶっ殺したいって思ってるし」
言ってることはすげー物騒だけど、必死で自分の想いを伝えようとしてるキョウスケさんに、アキラさんはすげーびっくりした顔。多分今までこんなキョウスケさん、見たこと無かったんだと思う。ユウトも驚いた顔でキョウスケさんを見てた。
「誰とも関わらないなんて、言うなら、俺と一緒にいない?俺は不幸になんてなんてなんないよ?なにせ、自分の好きなことしかしないからね!自分の幸せには敏感なんだけど…人を幸せに出来るかって聞かれたら、正直わかんない…けど。自分よりもユウトに幸せになってもらいたいってホントに思った。こんなこと、思うの初めてだと思う」
なんか、10代の初めての告白…みたいな、いつものキョウスケさんからは考えらんないぐらいのボソボソ声で、出された言葉に、俺はキョウスケさんの本音を感じた。
「無理、ですよ、俺、きっとそうなったらキョウスケさんのこと、本気で好きになる…。きっと、すごいうざくなる…。もう、誰にも迷惑かけたくないんです」
「大丈夫だよ。俺は、多分お前以上にうざいから。笑 恥ずかしい話、多分これ初恋よ?俺。笑 この歳にして。超笑えね?迷惑って悪いことじゃねーよ。俺だって、周りに迷惑かけまくって生きてんだから」
「主に俺にな」
ついつっこんだアキラさんの口をふさぐ。
「俺さ、今まで迷惑なんてかけられること大嫌いだったけど、ユウトの迷惑なら多分うざいとか思わないよ。可愛いって思えると思う。逆にどんどん迷惑かけてよ。それが快感になるように俺今日からドエムになるから。迷惑かけられたら、イっちゃうぐらい、ユウトが調教してよ。笑」
キョウスケさんの言葉に、やっとユウトが我慢してるような笑顔じゃなくて、噴き出すように笑った。
「キョウスケさんが、ドエムって…似合わなすぎ。あはは」
「いやー、意外と開発すると秘められた才能が開花しちゃうかもよ?俺。優秀だから」
「あはは」
ツボったのか、お腹を抱えて笑うユウトを見て、キョウスケさんが見たことも無いような優しい顔で笑った。
その顔を見て、多分、この2人はもう大丈夫だって。そう思った。
コメント返しです。
まーくんさん…コメントありがとうございます、俺も筋トレ始めないとって実感しました。いつも長続きしないんですね。笑 とりあえず、腹筋と足の筋肉をつけたい…。おたがい頑張りましょう!!
ぽんさん…お久しぶりです、コメントありがとうございます。過去のコメントも楽しみに読んでました。キョウスケさん、本当にくそまじめな時はかっこいいんですが…笑 アキラさんのケツ開発状況も書けたらなぁと思ってるので読んでやってください
ゆうやさん…いつもコメント本当にありがとうございます。なんかキョウスケさん達見てたら、上に立つ人ってこういう人たちなんだろうなぁ…って感じます。作業着エロいっすよね。個人的に作業着の胸元に興奮します。でも仕事中は抑えましょう。笑
ユウキさん…コメントありがとうございます。俺も書きながら同感です。喧嘩とかしたことないし、人を殴る技量とかないけど…。いつもコメントもらえて、本当に嬉しいです。ひっそりこそこそ書きたいと思います