俺は、182*68*25のケンジと言います。
これは、先日あった話です。
1月の中頃、俺はいつものように仕事から帰ってきて、抜くための動画を漁っていました。
ある動画サイトで、気に入った動画を見つけたので、それで抜こうと思いました。
その動画は、ノンケがゴーグルマンに手コキやフェラで抜いてもらうという、ごく普通の動画でした。見始めたものの、中々タイプの奴がいなくて、抜くのを止めようかなと考えていたのですが、ある奴のとこで手が止まりました。動画に映っている奴は、色黒で爽やかな今風のイケメンでした。もちろん、タイプだったから止まったのもあるのですが、俺が気になったのは、そいつの顔でした。
「どこかで見たことあるな」
俺は、抜くことも忘れて考えました。
そして、ある答えに辿り着きました。
「高校の時の同級生の拓馬だ。」
俺は高校のアルバムを取り出して、動画に映っている人物と照らせ合わせました。
「…似てる。身長も高校の時と変わらないし、肌の色も少し濃くなったが相変わらずだ。そして何より、動画に映る奴の笑った顔はアルバムに映る顔と同じだった。」
俺は確信しました。
その日は抜く気分にならず、寝てしまいました。
翌日、俺はあることを思い出しました。
そういや、3月に高校の時のクラスの同窓会があるな。確か、拓馬も参加しているはずだ。
俺の心にある感情と決意のようなものが目覚めました。