みなさんお仕事&学校とかお疲れ様です。コメントありがとうございます!やっと終わりに近づいてきた!よければ最後まで読んでやってください♪
勉強進まない!!どうしよう!笑 キョウスケさんと仕事の話してきたけど、あの人仕事の時だけかっこいいな。笑 本人には言わないけど。笑
今回ちょっと短めです。
続きです!
『アキラさん、お久しぶりです。マサキです。今更なんだって思うかもしれませんが、出来れば会ってお話させてもらいたいです。勝手ばかり言ってすいませんが、よろしくお願いします』
鈴木先生と話して何日か後、アキラさんにラインした。すぐに既読にはなったけど、ラインは何日も返ってこなかった。最初に突き放したのは自分だから、しょうがない。でも、最後にどうしても、話をしたかった。せめて、最後にありがとうを伝えたかった。
マスターにも、自分の気持ちを話した。
「お前にはちゃんと帰ってくる場所があるんだから、ぶつかってこい」って言ってくれた。
鈴木先生も、
「きちんとアキラ君に自分の気持ち伝えてみなよ。今のマサキには、マスターさんも俺もいるでしょ?しっかり伝えて、だめだったときは、ここで泣いて、また一から始めればいいよ」って言ってくれた。
俺の周りはいい人ばかりだな、って実感した。
アキラさんから返信が返ってこないので、家に行こうか、迷ってた…そんなある日。
「マサキ!おい、起きろ!」
夜の仕事前に、ちょっと仮眠を取ってるとマスターに叩き起こされた。何事かと起きたら、これに着換えろってシャツとズボンを渡された。寝ぼけながら、着ると、カバンに携帯と財布を入れられて、外に出された。
「ほら、タクシー停まってっから!さっさと乗れ!」
寝起きだし、ホント意味わからない状態で外でぽかーんとしていると、階段の下に停まってるタクシーが居た。
ドアが開いて、わけがわからないまま、中に入ると、アキラさんが乗ってた。
「は?え?何?何で?アキラさん??」
「久しぶりーマサキ。あ、出してください」
俺の戸惑いをよそにタクシー発進。車内無言。自分から会いたいって言っときながら、なんて切り出していいのかわかんないでいたら、アキラさんがもたれかかってきた。
「アキラさん!?」
「ごめん、マサキ。眠気限界。着いたら起こして」
肩にもたれながらそういうアキラさんは、すぐに眠ってしまった。
(着いたらってどこに着いたら?)
「あの、今どこに向かってるんですか?」
「お兄ちゃん拉致されたみたいな言い方だねー。空港に行くように言われてるけど」
(まさに拉致されたんですけどね…)
タクシーの運転手さんに笑いながら言われて、そうですか。と返す。近くに感じるアキラさんの体温と匂いに、なんかすげー嬉しくて、着くまでの間、アキラさんをチラチラ盗み見してた。
空港でアキラさんを起こすと、トランクから出したキャリーバックを渡された。これ、マサキのね、って言われて渡された、初めて見る俺のって言われたキャリーバックをひきながら、アキラさんの後ろについて歩いた。
搭乗手続きを済まされて、手荷物検査して、飛行機に乗って、アキラさんは飛行機の中でも爆睡。なんか、相当疲れているみたいだった。
そうやって着いた先は。
沖縄だった。
沖縄に着いた時にはもう夜の10時近く。途中でレンタカーを借りて、ホテルに着いたのはもう夜中近くになってた。ホテルに着いて、コンビニで買ったご飯を食べている時、ずっと沈黙状態だったのを破ってきたのはアキラさんの方だった。
「マサキ、びっくりした?」
「当たり前でしょう…。タクシーの運転手さんに、なんか巻き込まれてるなら警察呼ぼうかって言われましたよ…」
「まじか。笑 それ困るわ。笑 驚かせてごめんね?」
「いや…それはいいんですけど…なんでいきなり沖縄なんですか?」
「それは明日わかるよ。あ、ちなみに、明日早いから今日は早めに寝なさいよー」
そういって、飯を食べ終わると、アキラさんは速攻風呂に入ってしまった。
(わけがわからない…)
俺もアキラさんの後に入って、風呂から上がると、アキラさんは既にベッドで寝息を立てていた。ベッドは一個しかないので、迷った結果、俺もアキラさんの寝ているベッドに潜り込んだ。もう二度とこんなこと無いと思ってたから、なんか信じらんなくて、いっときアキラさんの寝顔を見つめていて、あんまり眠れなかった。