まだノンケだった高校一年の夏。
親友の将也に「女の子紹介してやるよ」と言われ、俺はその子のメアドを教えてもらった。
その子は電車で二駅ほど離れたところに住んでいる子で、同い年だそうだ。
メールは楽しく、女子とここまで絡んだことがなかった俺は会った事もない彼女に恋をしていた。
そんなある日。
彼女は俺に突然「エッチの経験ってある?」と聞いてきた。
俺はドキドキしながら「ないよ」と答えると「私も。でも、興味はあるんだ」と返ってきた。
そんな文章のやりとりだけで、俺の股間は硬くなっていた。
「俺も興味はあるよ」
「じゃあ…見せっこする…?」
積極的な彼女。
「いいよ、何見たい?」
「まずは身体…かな?」
俺は彼女に言われるがまま、上半身や足、チンコ、尻の穴まで送った。
もちろん彼女の身体も隅々まで見せてもらったが。
そんなやりとりの後、彼女は「今日はそろそろお風呂入って寝なきゃ。これ見て一人でするね」と言ってきた。
「俺もするわ笑 おやすみ」と俺は返し、すぐに画像を見てシコッた。
女性器の快感を想像しながら。
「順調?」
将也がニヤニヤしながら聞いてきた。
「昨日さ、見せてもらっちゃった」
「まんこ?」
「うん。俺も見せちゃったけど」
「変態かよ」
ゲラゲラ笑う将也。
「でさ、尻の穴まで見せたのかよ」
「え?」
なんで知ってんだ?
まさか彼女が俺とのやりとりを言ったのか?
嫌だったのか?
「メール送ってみろよ」
嫌な意味でドキドキしながら俺はメールを送った。
すると受信音が教室のどこかから聴こえてきた。
誰がケータイを取り出す?
それを見ていると、取り出したのは俺の後ろの席の奴…勇斗だった。
でも、奴は男。
送信と同時に鳴っただけか?
そう思ったが、奴がこちらをチラリと見たところを見ると、どうやら俺は騙されたらしい。
「まじで?」
「あぁ。気になるなら話してこいよ」
そう言われ、俺は
勇斗に近付いた。
続く