しばらくナオトとのキスを続けた。絡み合うナオトの舌の感触。お互いの唾液が混ざり合う。
「んっ…ん」とキスの合間にナオトのエロい吐息がもれていた。こんな幸せな気分になったのはいつ振りだろうか。
しばらくして俺は唇を離した。ナオトの方を見ると、自然と笑みがこぼれた。するとナオトも照れくさそうにニコッと笑う。なんだコイツ、天使か(笑)
無性に愛おしくなり、ギューッと抱きしめる。うーって呻き声を上げるナオト。抱きしめる力を緩め、ナオトを倒すように自分の体重を掛けた。ナオトはそのまま身を任せベッドに倒れ込む。
ナオトに覆い被さり、またキスをした。
「チュッ…ピチャ…ん、ぁ」
官能的な音が部屋に響く。太股にはナオトの堅くなったチンコが当たっていた。やっぱりデカい。太股にナオトのソレの温かみを感じながらキスをする。頭の中は『触りたい、触りたい』とそればかりだったが、我慢した。夢のようなこの時間をじっくりと過ごしたい。
また唇を離し、スベスベの頬に軽くチュッとキスを落とす。そしてそのままナオトの首筋に。そこにもチュッとキスをする。くすぐったいのか「んっ…」と可愛い声。俺は舌出し、ナオトの首筋を舐めた。少ししょっぱいような汗の味。最高に興奮する。起ちっぱなしの自分のモノが痛いくらいだ。
「んっ…ふ…あっ!ヤッ…バイそれ」
ナオトは必死で声を殺しながら喘いでいる。足をもぞもぞと動かし、俺を抱く腕にも力が入る。足を動かす度に太股のチンコが擦れる。ヤバい、エロすぎる。
首筋を舐めながら、次はTシャツの中に手を入れた。触れるか触れないかくらいの感じで、ナオトのお腹、腰、脇腹を触っていく。
「んーっ!」
口を手で押さえながら、上半身を仰け反らせるナオト。
「はぁ…んっ!ちょ…っと、待って先生ぇ…ぁ」
息を上げながら訴えてくる。ちょっと調子に乗りすぎたみたいだ。
「ごめん、しんどかった?」
「いや…しんどいというか…気持ちいんだけど、声とか出てヤバいから我慢するのが大変(笑)」
気持ちいいとは…なんか嬉しい。
「ごめん、なんかその…我慢してるナオトが可愛くって(笑)」
「先生、案外意地悪なんだー、さっきあんなうろたえてカッコ悪かったくせに」
チクチクそこを責めてくるナオトも、大概意地悪じゃないかと。
「お前っ…、はいはい、わかったよ。我慢出来なそうなら言って。てかさ、暑いし邪魔だし、上脱がない?」
生肌に触れたことで、俺はナオトの裸が見たくて仕方がなくなっていた。
「先生も脱ぐなら、いいよ」
「ん…わかった。じゃあ脱ご」
ナオトと一緒にTシャツを脱ぐ。目の前には裸になったナオト。
「うわ、なんかドキドキする
…」
恥ずかしそうに胸の辺りを隠している。その下に見える腹筋は、バキバキとまではいかないがしっかりと割れている。その健康的で自然な腹筋が、たまらなく魅力的にうつる。
「恥ずかしがることないじゃん。いい身体してる」
そう言いながら腕を取り、そのままベッドに押し倒す。そしてお互いの肌を触れ合わせ抱き締める。あたたかい。
「ヤバい、先生。なんかオレ幸せなんだけど(笑)」
「奇遇だなぁ、俺も(笑)」
そう言って、また少しキスをする。『幸せ』なんて言われて、正直俺は我慢出来なくなった。今までなんとか耐えてきたがもう限界だ。おもむろにナオトの股間に手をやる。