俺は、関東のある海岸に来ていた。学生の頃は水泳をやっていて、久しぶりに海で泳ぎたかったし、
それからこの海岸はゲイが集まることでも有名だから、下心もあったw
今日は蒸し暑くて、でも海は穏やかで、泳ぐには最高だった。気持ちよく泳げて、目的の一つは達成。
ところが、もう一つは・・。
発展海岸らしく、褌やキワドイ色の競パン姿のオヤジはいても、
俺が求めているような兄貴は皆無だった。
しかし、諦めるのは早い。
まだ日暮れ前だ。
掲示板に書いてある雑木林はあそこか?ちょっと中に入ってみよう。そんな好奇心から林の中に入った。林の中を見渡すが、誰もいない。
もう少し奥に進んでみよう。
ところどころに液体の入った風船状のものがある。男たちの痕跡だ。
ゲイの中には使用済みゴムのマニアも居るらしい。
俺はゴムにも、ケツにも興味はないが。
(と、このときは思っていた。)
奥に進んでも誰もいないし、そろそろ戻るか。
俺は、来た道を戻って林を抜けた。ところが・・・
景色がさっきと全く違う。
辺りも暗くなって来た。
早く戻らないと。
今、何時だろ。
(・_・;
携帯の電源が切れてる。
昨日充電し忘れたんだった(>_<)
俺は焦りを感じていた。