俺はコーチの背中にしがみついた。
辺りは薄暗いし、みんな帰って俺らだけだから、皆に見られて恥ずかしいこともなかったけど
俺はドキドキしてきた。「やっぱり俺ってコーチのこと好きなのかな…」そう心の中で感じた。
「20分くらいでつくからよ。」
「すいません…重くないですか?」
「大丈夫だよ。70キロくらいだろ?余裕だよ。暗くなってきたし駆け足で行くぞ!しっかり捕まっておけ!」
俺は言われるがままコーチに思いっきりしがみついた。俺と重たいカバンを持っているのに、コーチは余裕で俺を担いだまま駆け足をしていて、男らしさを感じ、さらに彫れ直してしまった。
「やっぱり大好きだよ…コーチ…」
俺はつい小声で呟いてしまった。ヤバい!と思ってたら
「ん?なんか言ったか?好きとかなんとか?」
「いや…なんにもないっすよ!!」
「お前、好きな奴でもいるのか!?」
「いや…いないっすよ…彼女とも別れたし…コーチは?」
「俺か?いないこともないかな!つーかお前は体つきが一年のときに比べたらずいぶんよくなったな!」
「本当っすか?」
「おう!みんな頑張ってるけど、誰よりも頑張ってるからな!お前は!」
俺はコーチに誉められて凄い嬉しくて…俺は恥ずかしくてコーチの背中に顔をうずめた
「ん?どうした?」
「いや、なんにもないっすよ!ちょっと疲れて」
「そうだな!別に寝ててもかまわないぜ!あと五分くらいでつくし」
俺はコーチの優しさと男らしさに包まれて気がつけばコーチの背中で寝てしまっていた…
俺は目が覚めるとベットの上にいた…
あっ…コーチの家だ!でも俺はパンツ一枚になっていることに気づいた!
「あれ!?なんでパンツ一枚なんだ!」
と驚いていたらコーチがやってきた
「よ!起きたか?」
キッチンから来たコーチも、パンツ一丁で…