〜第2章〜
俺と克也はあの実習の時以来よく喋るようになった。
昼休みになれば、
克也「真治さん!一緒に飯食いましょう!!」
てな感じでわざわざ教室まで迎えに来る。
メールでもいいのに、と思いつつもかなり嬉しい♪
その日もいつものように克也が迎えに来て2人で昼飯を食べてた時だ。
克也「………。」
俺「克也?」
克也「……。」
俺「…おい。克也!」
克也「うわっ!?はい?!」
俺「何だよ、ぼ〜っとしてさ。なんか悩み?」
克也「あの、そ、その、真治さん…は、げ、げ、げ、…」
俺「げ?何?笑」
克也「〜〜〜!ゲイなんすか???」
俺「ぶほっ!!」
思わず口にしてた物が飛び出した。
まさかそんなことを急に克也の口から出るとは思ってもいなかった…。
俺「俺?俺はゲイ…かな?」
克也「そ、そうなんすね。」
俺「?何?」
克也「いや、そのクラスの奴で真治さんのこと好きな奴いて、聞いてくれって。俺が真治さんと仲いいから」
俺「へぇ〜。どんな子?可愛い?」
克也「え?!可愛かったら、どーなんすか?」
俺「可愛くて、いい奴なら付き合ってもいいかな!!」
克也「つ、付き合ったら…その、せっ…くす、とかもするんすか、?」
俺「?そらーな!!」
克也「したことは?!」
俺「あるぞ。女とも男とも!」
克也「男同士ってどんな感じでするんすか?」
俺「教えてやろうか?」
克也「へ?」
俺は静かに克也に近づきキスをした…