兄貴が入ってきて席をつめた俺。
「悪いな兄ちゃん。」
どすの聞いた低く男らしい声の兄貴。
「兄ちゃんさっき俺のこと見てただろ?初めて見るか?俺みたいなやつ。」
「はい…すいません。」
「いいんだよ。誰だって見ちまうよな!」
「入れ墨とか褌とかかっこいいっすよ!」
「おーそうか。ありがとよ。褌とか興味あるのか?」
「はい…さっきの見て俺も褌締めたくなりました!」
「いいぜ。あとで締めてやるよ。兄ちゃんいい体してるけどなんかスポーツやってんのか?」
そういって俺の胸や腕をポンポンと叩いてくる兄貴。
「はい!ラグビーやってます!」「お兄さんのがいい体してますよ!」
「そうだな。現場でもジムでも鍛えてるからな。お兄さんより兄貴って言われるほうが言われなれてるけどよ。」
「はい…兄貴はチンコがすげぇでかいっすよね!」
「そうだろ?でかすぎて邪魔なんだけどな。膨張率もすげぇぜ?」
「やばいっすね…見てみたいすよ笑」
「なんだよ?男のチンコに興味あるのか?見せてやってもいいけど、俺は一度勃起するとなかなか収まらないからな。」
兄貴は俺の耳元でささやいた「覚悟できてるなら車の中で見せてやるよ…」
俺は小さく頷いた。
俺たちは風呂場を出て脱衣所に向かう。兄貴は新しい六尺褌を堂々と締める
「おっと。お前にも締めてやる約束だったな。これしかないけど、いいよな?」兄貴はさっき締めていた褌を出して俺に締めてくれた。
「今日はすげぇ暑かったから褌が汗でびちょびちょになっちまったけど、男同士だしそんなの気にしないだろ?」
「はい!大丈夫すよ!」
他の客がいるなか、褌を締めてくれた兄貴。自販機でコーヒー牛乳を買ってくれて褌一丁で二人で一緒に飲んだ。
銭湯をでると兄貴の車に乗り込んだ。俺はかなりドキドキして…
兄貴は言う「覚悟はできてるんだろ?」