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続きです。
「あ、高橋。今日そっちのベッドで寝ていいか?コーラこぼしちゃってさ」
「あ…うん…」
俺は裕哉君の前に移動した。
半剥けのチンコが丸見え。
結構デカい。
拭きながらガン見した。
視線が外せなかった。
一通り拭いたがやはりちょっとベトベトする。
明日は別のホテルだから一緒なのは今日だけか。
ちょっと残念だ。
「ふぅ…また汗かいたなぁ…」
浴衣を着ようとする裕哉君。
「もう一回シャワー浴びたら?」
「ん…そうだな。さっとだから一緒に浴びよ」
「うん。…え?」
予想外の言葉。
「ほら」
風呂場のドアを開けている。
俺はドキドキしながらついて行った。
狭いユニットバスに2人で立つ。
「高橋って身長いくつだっけ?」
「161だよ。裕哉君は?」
「178。てか、君はやめろよ」
「じゃあ、そっちも名前で呼んで」
顔を見上げる。
「わかった。優翔」
「じゃあ俺も裕哉って呼ぶね」
「あーあ。優翔が女の子だったからなぁ…」
裕哉が呟いた。
「女の子だったら何だよ」
「付き合ってた」
真顔で言われてドキッとした。
「俺が女だったら、この状況でどうしてた?」
自分で言ってから『何言ってんだろ』って思ってしまった。
「やってみろって意味?」
「あ…いや…」
「優翔、キスとか経験ある?」
「え?ないけど…」
肩を掴まれた。
「じゃあ初めてが俺でいいの?」
まじで?
本当にする気なの?
して、くれるの…?
「いい…よ?」
「じゃあ、目ぇ瞑れ」
俺は言われたとおりにした。
心臓が高鳴る。
顔に息がかかっている気がした。
でも、なかなかキスしてくれない。
ゆっくりと目を開けると裕哉がニヤニヤしていた。
「優翔、まじ今の顔いいわ」
アハハと笑う裕哉。
俺は自分が騙されたことに気付いた。
「俺、どんな顔してたよ。てか、思わせ振りなこと言うなし!」
「思わせ振りって。キスして欲しかったの?」
「別にそんなんじゃ…」
本当はして欲しかった。
キスも。
その先も。
「ただ…キスってどんな感じなのかなって思っただけだし」
「優翔は可愛いな。ほら、とっとと浴びちゃおう」
「…うん」
体や頭をシャワーで流し、体を拭いて浴衣を着た。
ドライヤーで頭を乾かしてから風呂場を出た。
2人で1つのベッドに座る。
「あ、先に言っとくけど。俺、寝るとき裸だから」
いきなり衝撃的なことを言われた。