汗臭い部室内で息遣いが熱く深くなる。
何故なら、唐突に一つ下の幼馴染に触られ陰茎を咥えられたのだ。
厚い唇に陰茎を呑み込んでいき、よだれまみれになる。
吸って舐めて挟み込みカリの部分を舌先で突いてみる。
たまらなく気持ちいい。どちらから始まったかは正直覚えていない。好奇心から始まったが行為はどんどんエスカレートしていく。
キスをしてフェラチオ、擦りあいこ、69をする。アナル挿入はしたことがない。
でも、いずれはしたいと思っている。決して容易ではないが、もっと感じている顔を見たい。組み敷いて独占したい。
妖艶な顔で俺を誘い舌先は熟れそうな色で朱い。
白い肌と漆黒の髪のコントラストが綺麗だ。
ふいをつかれて力強く吸われて欲望を吐きだした。
「やっぱり、不味ッ」
「そりゃそうでしょ」
顔を顰めながら笑う。汚れた口元を舌で舐めとりペットボトルの水をがぶがぶ飲んで俺に言い放った。
「もうこんな行為はやめようか」
「えっ…」
「付き合っているわけじゃないしね」