〜○○中学校・教室−昼休み−〜
「アスヤ、弁当食べようぜ」
「うん」
俺の名前は、秋山アイキ(13)。
○○中学校に通う、中学1年生だ。
身長は、165センチ。
部活は、空手部で習い事は格闘技の道場に、通っている。
趣味は、格闘技と格闘技の研究と修行とカラオケだ。
で、俺と一緒に弁当を食べてるコイツの名前は、日暮アスヤ(13)で俺の友達で1番の親友なんだ。
身長は、162センチ。
出会いは、2ヶ月前の始業式の日だ。
始業式の帰り、運動場に寄った時にアスヤが、違うクラスの不良5人に校舎裏へ連れて行かれるのを、目撃したんだ。
それで、俺はアスヤを助けるために、後を付けた。
連れて行かれた原因は、気が弱そうだからとカツアゲだった。
俺は、すかさず止めに入って、
襲いかかって来る不良達を、全員撃退したんだ。
まぁ、瞬殺だったなあれは。
〜2ヶ月前・○○中学校−校舎裏−〜
「くそッ、お前!!
覚えてろよおおおおおッ!!」
「お、おい待てよおおおおおッ!!」
「うわあああああッ!!」
「まじで、覚えてろよおおおおおッ!!」
「バイバイキーンッ!!」
撃退された不良達は、捨て台詞を言い残して、立ち去って行った。
「ほぉー、このご時世に未だに、そんな台詞を捨て台詞に使う人が、いるとはなぁ〜
少し、驚いたぞ」
俺は、アスヤの方を振り返った。
「大丈夫か、お前?
どこも怪我は、してないか?」
「あの、ありがとう…。」
「お前、同じクラスになった奴だよな?
俺は、秋山アイキって言うんだ
よろしくな」
俺は、笑顔で手を差し出した。
「僕は、日暮アスヤ
よろしくね」
アスヤも笑顔で、手を差し出してくれて、握手をした。
「俺のことは、アイキって呼んで
お前のことも、アスヤって呼ぶからさ」
「うん、わかった
アスヤ♪」
〜○○中学校・教室−現在−〜
「アスヤの弁当って、相変わらず美味しそうだなぁ〜」
「お母さんの、海苔巻きおにぎりは、特別に美味しいからね〜♪
お兄ちゃん達も、大絶賛だよ♪」
「そうなんだ〜
確かに、1回だけ1つ分けてくれたの食べたけど、めちゃ美味しかったもんな」
そんなこんなで、楽しく話しながら食べていた。
−続く−
前作の友達から恋人へは全17話だったので、今作の友達から恋人へ−完結編−は全13話でいきますm(_ _)m
見ての通り、不良以外の登場人物の名前は、全員「アが付いて3文字」です。
特に、意味はありません。