〜日暮家・居間〜
家に着いた僕は、自分の部屋で着替え、居間へ降りてお母さんと夕食を食べ始めた。
「で、そういうことがあったんだ」
「そう、初日から災難だったわねぇ
でも、その夏枝君って子が助けてくれたのと、転校初めての友達がその子で本当に良かったわね」
「うん!」
今日、学校での出来事や夏枝君ももちろんだけど、担任の先生や他の先生、クラスの奴達とか良い人ばかりってことを、お母さんに話した。
お母さんには、一番心配させたり苦労かけてるから、本当に申し訳ないと思ってる。
「アキト、今回の学校では、上手くやっていけそう?」
「うん、大丈夫だよo(^-^)o」
「そう、本当に良かった」
お母さん、安心して嬉しそうだな。
そして夕食後は、お風呂入って歯磨きした後、部屋で漫画を読んで寝ることにした。
明日から、楽しみだなぁ〜。
〜翌日・○○公園〜
「夏枝君、おはよ〜」
「おー、日暮おはよーさん」
今日は、2日目の登校日。
僕が、待ち合わせ場所の公園に行くと、先に夏枝君が、待っていた。
「なんや、朝からご機嫌やな
何か、良いことあったんかぁ?」
「今日は、2日目の登校日だからね〜
それに、夏枝君と一緒に登校するの、楽しみだったし」
だって、初めての友達だしね。
「そ、そうか〜
ほな、行こか〜」
「うん!」
僕と夏枝君は、学校へ向かい始めた。
そうそう、言い忘れてたんだけど、僕と夏枝君の家から公園まで、それぞれ5分なんだよ。
公園前を、左に曲がって真っ直ぐ歩いたとこに、僕の家があるんだ。
で、公園前を右に曲がって真っ直ぐ歩いたとこに、夏枝君の家があるんだ。
〜○○高校・教室〜
「おはよー」
「おはよーさん」
「おう、2人ともおはよう」
「おっはー」
「日暮君、おはよう」
「日暮、ちーっす」
「おはよー」
教室に入って、あいさつすると、クラスの人達から、あいさつが返ってきたので、こっちもあいさつを返した。
何か、こういう日常って良いな。
少しして、昨日絡んで来た不良の2人も来たけど、素通りで自分達の席についた。
それから、ホームルームが始まるまで、夏枝君やクラスの友達達と雑談して、夏枝君とクラスの友達達とアドレス交換をした。
今までは、お母さんのアドレスと家の電話番号しか、入ってなかったから、かなり嬉しかった。
−続く−
とりあえず、序盤が終了しました。
Hシーンが、なかなかなくてすみません(汗)
次は、中盤です。