返信ありがとうございます。
携帯からなんでゆっくりになりますが頑張って続き書けたらと思います。
「お前、俺の事好きだろう?」
Kさんの言葉に心臓が爆発しそうな驚きが走った。
「Kさん・・・何言ってるの?」
頭の中でどう返していいかいろんな言葉が巡ったが、とりあえずごまかそうと俺は言葉を発する。
「言動でバレバレだよ。お前はそういう奴だ。」
思い返しても俺自身には自覚が無いがどうやら俺はゲイだって事も、Kさんが好きだって事もとっくに張バレていたらしい。
じゃあ、なんでKさんは俺を抱きしめてるんだ?
もしかして・・・
ひょっとするのか?
「俺の気持ちわかっててなんで抱きしめてんの?」
「そうしたかったんだよ。」
俺の中で嬉しい気持ちと戸惑いが混在する。
相手はめっちゃ大好きな人だし、いいのかな?
でも、妻子持ちとそういう事ってゆるされるのか?
確かに、Kさんは最近奥さんとあまり上手くいっているとは言えない。
娘さんの事は好きだと言っていたが、夜勤で勤務すると生活リズムが合わなくてほぼ一緒にいられないとか。
頭に色んな事が浮かんで俺は素直に嬉しいって気持ちにはなれなかった。
「でも、Kさん奥さんも、子どもも・・・」
「・・・いいんだよ。」
ちょっとばつが悪そうなKさんは普段の頼れる感じと言うより少し無邪気に可愛く見えた。
「俺と付き合うってこと?」
「付き合う・・・って事になるかな?」
それから二人で風呂に入った。
お互いに体のあちこちを触ったりしながら、そして向かい合ってキスをした。
舌を絡ませ貪り合う様な濃厚なキスを。