エロさまだ0のままですが引き続き読んでくれたら嬉しいです。
好きになった…だが相手は妻子持ちのノンケ。
俺はちょっと諦めつつ、でも一緒にいられる時間が楽しくて、ずっと気持ちを閉じ込めていた。
一緒に働いて一年半くらい過ぎた。
俺はまだKさんが好きだ。
というか、前より親しくしてくれる分より一層気持ちが増して行く。
ある日、新店をオープンするためにウチの店の副料理長が異動になったので、送別会を大々的に開く事にした。
全部で20人くらいで一次会、二次会、三次会と徐々に人数は減ったが遅番の俺達は二次会の途中から参加したため一気にテンションを上げる為にガンガン呑んだ。
空きっ腹に酒が入り一気に酔っ払いの完成。
俺は一定量以上の酒を呑むと記憶が飛ぶので途中までしか記憶が無いが、三次会のカラオケの途中でぶっ潰れた…。
朦朧とする意識の中カラオケから皆が解散となったのは昼前。
フラフラの俺の肩をKさんが支え
「こいつは俺が送って行く」って自分の家とは逆方向の電車に。
幸せなはずなのに、酒を飲み過ぎた俺は
「気持ち悪い」
って結局電車を途中で降りるさせてしまった。
「この辺で休憩できる所はいるか…?」
ちょっと戸惑いながらKさんが聞いた。
俺はとにかく吐いて楽になりたくて同意した。