濃い精子の匂いが夏場の蒸し暑さに乗って、部屋中に充満した。
俺は吐精による倦怠感から、そのまましばらく放心していた。
無意識に陽介のパンツに顔を埋めていた。
ちょっと汗くさい、チンコの匂い…。
陽介のチンコ…。
俺は床に垂れた自分の精子を指につけ、陽介のパンツに塗ってみた。
チンコが当たる所に…。
まるでそれが陽介の精子のように見えて、俺のチンコがまた興奮してきた。
俺はチンコに指を這わせた。
さっき出した精子を亀頭に塗りたくり、思い切る激しくしごく。
シコシコシコシコシコシコシコシコ!!!!
「んっ!!……ん!!」
俺の精子がついた陽介のパンツを片手に、俺は右手を激しくしごいた。
シコシコシコシコグチュグチュグチュグチュ!!!!
興奮でおかしくなった俺は、陽介のパンツで自分のチンコを包んだ。
陽介に包まれている錯覚で、俺は無性に興奮していた。
シコシコシコシコシコシコシコシコ
「あっ…、チンコ気持ちいい!!オナニー最高!!」
俺は叫びながらチンコに刺激を与える。
グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ
精子がチンコに纏わり付き、泡立つ。
ヌルヌルの精子が気持ちいい。
「気持ちいい…チンコ気持ちいい……あっ、イク…あっ、あっ!!!!」
ドプッ……
二度目だというのに、大量の精子が吐き出され、俺のチンコを包んでいた陽介のパンツにこびりついた。
興奮していた俺は、精子を出した後に後悔した。
マズイ…。
俺の精子がベットリと陽介のパンツに付いてしまった…。
大量の精子…流石にマズイ。
すぐさま俺は部室にあるティッシュを取り出し、陽介のパンツにこびりついた精子を拭いた。
だが、いくら拭いても染みは取れない。
ヤバイヤバイヤバイ…。
陽介のパンツを広げてみると、明らかに『何かの染み』が前部分に付いている。
匂いをかぐと、明らかに精子の匂いがした。
陽介が着替えるとき、必ず目につくだろう。
俺が焦っていると、プールの方から騒がしい音が聞こえて来た。
水泳部の奴らが帰って来たのだ。
マズイ!!
陽介のパンツを持っている所を見られたら、俺がホモである事がバレる…。