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命 †3
   - 11/9/26(月) 2:56 -
部活も終わり、暇になった。


昼を持ってきてないので、買い出しにいくことにした。


一番近いコンビニまで、自転車で10分。


さすがにかったるいので諦めようとしていると…


「おう広!なんだ勉強か?」


話かけてきたのは、世界史の先生だった。


「あっ…はい!ちょっと気になることがあって!今から買い出しにいくところです!」


すると、


「俺も今からいくんだよ!乗せてってやるよ!」


…なんと優しい…


世界史が嫌いな自分に何故か罪悪感を覚えた。


結局先生と買い出しにいってから学校に戻り、読書をすることにした。


っと、時計を見ると16時。

ここで本も読み終えてまったくすることがなくなった。


床に座って壁にもたれ掛かり、ボーッとしていた。


………………………


気がつくと時計は19時。


なんと寝てしまったようだ。


ん…?


なぜ体がこんなに傾いているのに、倒れないんだ?


ふと頭をあげる。


自分を抱き締めるように支える暖かい腕。


わずかに聞こえる心臓の音。


静かに寝息をたてる影。


そして、タオルと同じ香りの野球部のジャージ。


「洸…?」


「ん…あっ、起きたのか。」


「ごめんごめん。重かったっしょ。」


そういって、体を起こそうとした。


ギュッ…


「えっ…ちょっ、洸?」


「広の髪…めっちゃいい臭いがする。もう少しこのままでいい?」


っと、一向に離してくれない洸。


段々と心臓の鼓動が大きく聞こえてくる。


「洸…抱き締められてたらはずかしいよ。」


「そうだよな、ごめんごめん!」


そういうと、洸は腕を緩めた。


「話ってなに?あっ…はいタオル。」


今日の本題を切り出す。

自分の首にかかっていたタオルを洸の首にかけながら。


「実はね…やっぱりいえないや。」


「それじゃ待ってた意味ないでしょー。」


恥ずかしそうにする洸の鼻をつつきながら、話すようにせがんだ。


「話しても、友達でいてくれる?」


少し頬を染める洸。


「もちろんだよ!」


軽快な返事をして、洸の答えを待った。


引用なし

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命 †1 11/9/26(月) 0:58
命 †2 11/9/26(月) 1:12
命 †3 11/9/26(月) 2:56
Re(1):命 †3 ようへい 11/9/26(月) 9:25
命 †4 11/9/26(月) 13:11
命 †5 11/9/26(月) 14:07
命 †6 11/9/26(月) 14:24
命 †7 11/9/26(月) 18:25
Re(1):命 †7 匿名 11/9/27(火) 20:56
Re(1):命 †7 一馬 11/9/28(水) 8:17
命 †8 11/9/29(木) 0:48
命 †9 11/9/29(木) 1:10
Re(1):命 †9 たか 11/9/30(金) 20:56
命 †10 11/10/1(土) 1:04
Re(1):命 †10 一馬 11/10/1(土) 6:35
命 †11 11/10/4(火) 1:11



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