健太郎との関係が始まった。
二人とも中学生ってこともあってか、
プラトニックだった。
セックスなんてもちろん、キスもない。
お互いにまだ望んでなかったんだと思う。
健太郎は相変わらずシャイで、
今までとあまり変わらない関係だった。
それで良かった。
それ以上を求めることはなかった。
中学最初の一年間も無事に終わり、春休み。
俺は健太郎と近くのショッピングモールで買い物。
俺は普通だけど、健太郎は結構オシャレ。
全てが顔を裏切らないのが魅力かな(笑)
俺「なに買うの〜」
健「テキトー」
健太郎はお店をフラ見している。
昨日、急に時間と場所だけ言われたから、
何をするかなんてわからない。
相手が俺で良かったと思う。
他の奴だったら断られてる。
俺「ねえ、お腹空かない?」
健「ん、別に」
俺「そっか」
もう13時回ってるのに・・・
遊ぶときはいつもこんな感じだ。
そんなこんなでもう18時。
いつも健太郎が「帰る」という時間。
俺「ねぇ、時間・・・」
そういうと健太郎は照れたように人目のつかないとこに。
なんだろうと思っていると唇に軽くキス。
俺は余韻に浸っていたけど現実に引き戻された。
健「じゃあな」
さっきキスしたとは思えないくらい冷めてる。
でもそこが健太郎なのかも。
最近、健太郎のせいでMっ気が・・・
キスは初めてじゃないけど、
こんなに嬉しかったキスは初めて。
※全然進展してなくてすいません。
コメントありがとうございます