これは中学生の時の話です。
俺は翔平って言います。
下手くそですがヨロシクです。
俺は自慢じゃないけど、よく男に告られた。
顔も身長も普通で女にはモテなかった。
そのせいかバイだった。
どっち寄りでもない、中立的な。
俺は家の方針で、中学には私立へ行くと決めていた。
受験したのはいいものの、ほぼ全滅…
東京住みだったが仕方なく千葉の私立へ。
全く行く予定もなく気が進まないせいか、
入学式はとにかくダルかった。
部活も大好きな水泳って決めてたし、
何より人見知りなので友達は出来なかった汗
なんとなくの中学生活が始まって、いつのまにか慣れていた。
いい友達が多く、どんどん楽しくなった。
部活も弱かったせいか中高合わせても速い方だったので、
先輩ともメッチャ仲良くなった。
そんな中、僕はクラスの男子に恋をした。
名前は健太郎。
野球部のピッチャーで同学年の中でもエースと聞いたことがある。
整った顔立ち、スラッとした足、筋肉質な上半身。
クラスの女子からも噂の的になっている奴。
でもそんな興味がないらしく、クールなとこがまたモテた。
俺は好きな人ほど避ける癖がある。
自分に負い目を感じ、遠くから追いかけることに呈してしまう。
それは彼にも同じだった。
いつも話してるメンバーが違うからか三ヶ月経っても関わりナシ。
彼は野球部と、俺は水泳部(人数が多い)とよく喋っていた。
続く
※スマホから打ってるため、多少見づらいかも知れません…