「…青山先輩こんな変態だったのかよ…」
後ろで誰かが呟いた
180センチの体がガクガクと震える様はとても異様で地震でも起こっているのかと思わせたが
そんな大きい体とは逆に
高校とは思えないほど幼い顔は真っ赤に染まり、よだれと涙でクチャクチャのそれはまるで
赤ん坊のようだった
「…青山先輩イッたのか?」
山本くんがボソッと俺に言った
「いや、あれガマン汁じゃないかな?イッたらどうなるんだろう」
山本くんのペースに合わせて答える
「山本くん…青山先輩がイクとこ見たい?」
怪しい笑みを浮かべ
聞いてみる
しかし
その質問に真っ先に反応したのは山本くんではなく台の上の青山先輩本人だった
「や、止めてくれぇえー!!それだけはお願いだからぁあ!!」
大粒の涙を流しながら
叫んでいる
体と顔は辛そうなのに
チンコは喜んでいるんだから人間の体って不思議だなとそのとき僕は思った
「そりゃ青山先輩がイクとこ見てみたいよ。だってあの青山先輩だぜ?」
山本くんが興奮気味に答えた
山本くんがイクとこ見たいって言うなら仕方ない
僕は心の中で
全てを山本くんのせいにして左手でダイヤルを回りした
「中」から「強」へ
教室中に広がる重低音
バイクのエンジン音のように低く弾む
「ギャアアアアアア」
青山先輩の泣き声はより大きくなり
涙を流しながら出る声は断末魔の叫びのようだった
すると
今までドクドクと止まることなく出続けていたガマン汁が一瞬とまり
次の瞬間
黄金色の水が肉棒の先の割れ目からシャーッという音とともに飛び出した
顔を通り越し天井へ向けて勢いよく噴射したそれは精子ではなくオシッコだった
180センチの長身から上空へ噴射される様は本物の噴水のようで
辺りをオシッコの霧で覆ってしまうほどだった
「見るなー!!見ないでくれー!!」
泣きながらみんなへ訴える青山先輩だったが
意識とは裏腹にオシッコは出続けた
散布されたオシッコは
強烈な臭いを発し
近くにいた生徒らは
「くっせー」とか
「口に入った」とか
ギャーギャー騒ぎ立てた
シャーッという噴出音が次第にジョロロロロという音に変わっていき勢いも弱まり始めると
青山先輩は失神した
ビシャビシャになった床に大きな体が倒れるとオシッコの跳ね返りが近くの生徒にかかって
また「うわっきたねー」などと声があがった