秀ちゃんは、僕の肩に手を置いて隣に座って、そっと僕をベッドに倒していっ
た。髪をなでられ、頬をなでられ、僕にとっても初めての体験だった。そして、
キスをされた。この時の秀ちゃんは、いつも僕の知っている秀ちゃんではなく、
男だと思った。服の上から、胸をもまれた。首筋を唇でキスながら、服の中に手
を入れてきて、腹や胸を優しくなでられた。当然、僕のペニスはすでに勃起して
しまってるから、秀ちゃんにどう思われるだろう…。そんなことも考えてたけど
思わず気持ちが良くて声を出しそうになった。
「あっ!」と大きな声を秀ちゃんがあげた。「どぅした?」あわてて聞くと、
「ブラって、どうやって外すんだぁ?」確かに、Mさんもブラをしてるだろうけ
ど、ブラなんて外したことが二人ともない。練習を中断して、ネットでブラにつ
いて勉強を始めた。ブラにもいろんなタイプがあって、Mさんがどのタイプのブ
ラをつけているなんて分からない。とりあえず、いろんなタイプのブラの外し方
を頭にたたき込む秀ちゃん。テスト勉強もこれぐらい頑張ればいいのにとおかし
くなった。ブラの勉強をすませた僕たちは、また、ベッドの上で次の練習を再開
することになる。