「開くドアにご注意ください」
電車に乗り込んだ俺は
なんとかマッチョ男のそばによることができた。
今日はいつも以上に混んでる?
寧ろそっちのほうがよかった。
俺の願望どおり男とピッタリくっつくことができた。
俺はチビだから、俺の顔は男の胸よりチョイ上くらいの位置にあった。
すんげぇ胸筋。しかもタンクトップだから腋毛も見えるし
顔の位置が脇に近いから男臭いにおいもほのかに香る。
一番予想外だったのが、手の甲が男の股間にあたってることだった。
特に狙ってるわけでもなかったが、これは偶々だ。
「電車が発車します」
30分くらいノンストップの電車。
電車が揺れるたんびに男の股間が手に当たったり
はみ出た腋毛が顔にあたったり
分厚い胸板が顔あたりを押しつぶしたり・・・
俺の股間は一瞬でマックスになった。
雄フェロモンでまくりの男に密着してるんだから。
しかも体がでかい分、股間もかなりでかい。
どんだけでかいんだ?外人並みじゃねの?
でも俺は少し経過してから疑問に思った
「(・・・ん?この男自分から股間を押し付けてないか・・・?」
俺の疑問は確信にかわりつつあった。
やっぱり!こいつわざと押し付けてるよ・・
しかも股間が硬くなってる!