母「ちょっと…」
そういいながら
テーブルに何かを出してくる
優「母さんごめん」
2人で撮ったプリクラを出して
母「どういうこと?
一真君とはどういう関係なん?
付き合ってるって事?
優哉も一真君も
男が好きなん?」
最悪や
すべてがバレてしまった…
俺はうなずくしか出来なかった
母さんの顔を見ることが出来なかった…
母「学校辞めて
こっちに帰って来なさい
こっちにだって
PTの学校はあるんやけん一真君とはもう終わりにして」
優「それだけはいや
俺は一真が大好きやし
今は一緒におりたい」
泣きながら訴えたけど
認めてはくれなかった
とりあえず
一真に話そう
電話をしてすべて話した
優「もう終わりにしよ
ほんまはこんなん嫌やけど母さんとはずっとずっと家族やけん」
一「そんなん嫌やで
優哉が俺を嫌いになって別れてって言ってきたなら
納得出来るけど
そんなん納得出来ん…」
優「ちょっと今は一人にさせて」
一方的に電話をきり
お風呂に入ろうと
リビングを横切ろうとしたとき
母「なんか言うことあるんなら言いなさいよ」
優「俺一真と別れてこっち帰ってきても
学校には行かんよ
もうPTにもならん
今まで何回も辞めようって思った
母さんに辞めたいって
何回も電話かけかけたよ…けどそれを引き留めてくれたんは一真の存在があったからなんよ…
一真がおらん学校なんか
通ってもすぐに諦めてしまいそうや(涙)」
俺は自然と涙が出た
母さんの前で泣いたのって何年ぶりやろう
母「そんなに一真君の事好きなん?」
優「うん」
母「ちょっと考えさせて
風呂入っておいで」
俺は風呂に入り
色んな事考えた
俺らはこれからどうなるんやろ?
一真も大事やけど
母さんもたった一人の
家族やし
やっぱ俺って親不孝やな…
いつもより大分長く湯船に浸かってしまい
のぼせそうになったから
俺はお風呂から出て
体を拭いてると
母さんの声がした
誰かと電話してるんかな?
俺は服を来て
リビングに行くと
そこには一真の姿が(汗)